
2923年4月30日 第662号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
4月30日
第662号
編集・ココちゃん
改正入管法可決強行
人権感覚ない自・公・維・国
立憲、共産が反対
前回廃案法案とほぼ同じ
移民や難民の命を危険に晒す改正入管法が自・公・維・国によって衆院法務委員会での可決が強行されました。これら4党には人権を尊重するという感覚が全く見られません。国際人権基準から大きくかけ離れたもので、国内だけでなく、海外からも非難を浴びることが必至です。参考人質疑で自公維が推薦した側の意見を丸のみにしたものでしかありません。
参考人質疑、自公維推薦側丸のみ
大阪市住之江区にある大阪入管=ザウルスちゃん撮影
今回、国会提出された改正入管法は、難民認定の申請者の聴取にあたって配慮義務などを加えただけで21年通常国会提出のものと殆ど同じです。難民などの命を危険に晒すことの中身が全く変わっていないものです。
スリランカの女性が、名古屋入管で死んだことへの反省など微塵も見られません。自・公・維・国の姿勢は極めて問題です。
衆院法務委で可決が強行された同法案は、連休が明ける5月上旬に衆院通過の見込みですが、与党や維新、国民などの政権補完勢力が改正を企てる入管法にはいくつもの矛盾や問題点があります。
難民申請について、何度難民申請をしても難民と認められないことです。難民認定申請中でも本国への送還が可能なことです。本国では命が危険になるからこそこうして日本に来ているのにです。
日本に親族がいる人は親族、もしくは支援者に罰則付きで監視させる「監理措
「国際人権基準」守れ
置制度」があっても、この制度が適用されない限りは、収容が最優先となる「原則収容主義」が維持されていることです。しかも、収容するにあたっては裁判所などの司法審査もなく、収容期間の上限すらないことです。
改正する同法案、自・公・維・国の4党提案の修正案の中身は、難民認定申請者の聴取にあたっての「配慮義務」などを加えただけのものでしかないことです。これで同法を成立させようとしているのですから、反対する立憲、共産をバカにしたものでしかありません。同時に日本に来る難民の人権を全く尊重しないものであることです。
立憲は当初、同改正案の修正協議に加わり「第三者機関の設置を検討すること」を付則に盛り込むとした修正で調整していました。しかし、立憲そのものが、最終的に「検討する」では不十分だとして反対となったものです。
こうしたことについて、産経新聞は、党内左派である旧社会党系の議員が反対したからだと報道ししました。その結果立憲が修正協議に加わる機会を逃し、自・公・維・国の4党提案の修正案である、難民認定申請者の聴取にあたっての「配慮義務」だけにとどまってしまったというものです。
4党修正案は人権侵害の根本問題を棚上げにしています。難民を救済することになる「実効性」が全くなし。4党修正案は難民以前に人としての人権侵害の根本問題を完全に棚上げにしているのです。まさに人権を破壊する最悪の悪法です。
この悪法を成立させることは、日本の国際的な信用を失わせることにもなりかねません。国際人権基準に合致したものが望まれます。
道しるべ 改正入管法で、自公・維新・国民など4党による修正案ですが、「難民認定申請に対する配慮」は、これに違反しても刑事罰も不認定処分の取り消しもなく、実効性が全くないものです★こんな修正法案を出してくること自体がおかしなこと。これら4党は、このような修正で事の問題が解決されるとでも考えているのでしょうか★だとすれば、このような議員には国会議員会議としての資質・見識すらないことになります。今、入管法に必要なことは、国際人権基準に沿ったものにすることしかありません。ウィシュマさんの死を再度くり返さないために。
ココちゃんで~す
あれ、ま ウサギさんが銅像になってるワン 😍 😍 どうしてかな🤔
大阪府堺市 出雲大社大阪分祀
ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
🖤
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christinenovalarueさん、こんばんわ。コメント有難うございます。
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