
2023年4月24日 第656号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
4月24日
第656号
編集・ココちゃん
重要法案、採決強行の構え
原発5法案、入管法、マイナ法
軍需産業支援法は協議?
軍拡財源法は参考人質疑に
大型連休間近になっています。岸田政権は重要法案について、連休前の採決を強行の構えを見せています。原発推進関連5本をひとまとめにした「束ね法案」として国会提出しており、さらに、前回廃案になった入管法改正案に加え、マイナカード法改正案などです。
岸田文雄首相(Wikipedia)
原発5法案は「束ね」で
岸田政権が、原発推進関連法5本をひとまとめの「束ね法案」としたのは、明らかにまともな審議をさせないための悪意をもったものにほかなりません。
与党側は5月の連休前にも採決を行うよう提案しています。与党である自民党の提案ということは、みんなで相談して決めましょうなどというものではなく「こうするぞ」というこ
とにほかならないのです。
提案と言えば聞こえがよいですが、突っぱねるという結論あってのことなのです。ですから、それはだめだ、徹底した審議をすべきだと言っても通じるはずがないのです。
特に、原発推進等5法案は、GX電源法案とされるもので、福島第一原発の事故をなかったことにするものに等しいものなのです。未だに生まれ育った故郷に帰れない人がいるのに、そんなことは完全に無視されていることです。
「GX電源法案」といえば、なにか目新しい良い法案のように聞こえますがとんでもありません。この法案そのものが電気関連業の救済支援をするためのものでしかないことです。要するに、消費者のための法案ではないということです。
ですから、法案を
3日で充実した審議
審議すればするほど矛盾点が炙りだされることになるのです。こうしたことを回避するために、岸田政権が画策したのが束ね法案としての5法案ひとまとめなのです。
こうすれば、範囲が広くなり、審議があいまいになりかねません。こうしたことを政権が狙ってのものなのです。
原発推進等5法案は、原発の活用を「国の責務」と明記し、60年超の運転を可能にするものです。これを衆院経済産業委員会理事会に自民党理事が26日採決を提案したのです。そもそも日を限って提案すること自体がおかしいのです。
これはもう、ここまでしか審議をしないということなのです。つまり、この日まで逃げ切ればよいということなのです。時間切れを狙ったものといえるのです。
ところが、著しく矛盾した提案なるものに、日本共産党議員が反対なのに立憲民主党は保留としたのです。全く野党の体をなしていない立憲です。
自民党は法案の質疑時間が20時間に迫り、「充実した審議が行われている」としているのです。原発政策の歴史的一大転換を3日にも満たない審議で充実した審議といっているのです。
入管法改正の審議も同様です。自民は衆院法務委員会理事会で25日の質疑後採決を持ち出しているのです。
入管法の改正はまともになる法案ではなく改悪法案です。日本にいる移民や難民の命を危険にさらすものなのです。
立憲・共産両党は名古屋入管で死亡したウィシュマさんの収容中の監視カメラ映像全ての開示を要求。共産は関連資料の提出も求めたにも関わらず自民党は拒否しているのです。
こんなことをやっていて、25日に採決という提案持ち出すなど、全く野党をばかにしたものでしかありません。
マイナカード法は、健康保険証を一体化し、紙の保険証をなくすものです。確認証なるものを発行するとしていますが、必ず出てくるのが取り残される人たちなのです。
道しるべ 名古屋入管で死亡したウィシュマ・サンダマリさん。収容中の監視カメラ映像約295時間分全ての開示も、関連資料提出も拒否し、これでも充実した審議と言いたい自民党です★自民党は、国民も国会も完全にバカにしています。出すべきものは出さず、口先だけで充実した審議とする自民党です★審議を続けることになった軍需産業支援法も採決日程を「提案」と称して持ち出してきたものです。高物価高にあって、国民への支援はさっぱりなのに、大企業が中心の軍需産業を支援する法案などもってのほかです。断じて許されることでありません。
ココちゃんで~す
うわ~い、ショウブの花きれいだワン 😍 😍
堺市・大浜公園でザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましょうね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です