2023年４月18日 第650号
ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
4月18日
第650号
編集・ココちゃん
参政党は危険な軍拡政党
第2次大戦を「大東亜戦争」
「防衛費」はＧＤＰ２％
「男の育児は非常に危険」
先の参院選で１議席を獲得し、国政の場に出た参政党、当初から保守主義の急進右派とされる政党ですが、軍拡主義のとんでもない実体が明らかになってきています。「八紘一宇」などの戦前の思想に加え、第二次大戦を「大東亜戦争」と呼ぶなどの時代錯誤。防衛費はＧＤＰ２％を口にし、「男の育児は非常に危険」などと、ジェンダー平等にも背を向けるなど、国民の生活と暮しは当然ながら、日本の将来にとっても非常に危険きわまりない正当であることです。
とんでもない実体判明
松田学参政党代表 (Wikipedia)
参政党は、20年４月に設立された新党です。一時期新党流行りがありましたが、その後国民に見離され次々に消えて行った経緯があります。しかし、有権者は「のど元過ぎれば熱さ忘れる」なのか、参院選では参政党がひときわ脚光をあび、１議席を獲得し、比例選では規定数を獲得し、政党要件を確保しました。
有権者の目には新しい、期待できる政党と映ったのでしょうか。ですが、新しい考えなどはなく、保守主義の急進右派と見られていたものです。多くの有権者は、そうしたことには耳・目を向けることなく、参政党の候補を議員として参議院に送り出したのです。
そうしたこともあって、統一地方選前半の道府県議選挙では５議席を獲得するに至ったのです。さらに後半の一般市・区長、町、村長、議員選には多くの候補者を擁立しています。
すでに、参政党は党員・党友９４０００人までに勢力を拡大しています。
このまま有権者が参政党の実体を見破らなければ、日本のその先には極めて不
維新と同じ危険政党
幸なことが待っていることになります。日本維新と同じような危険な政党なのです。
参政党が掲げる理念です。
「日本の国益を守り、世界に大調和を生む」綱領は、「先人の叡智を活かし、天皇を中心に一つにまとまる平和な国をつくる」「日本国の自立と繁栄を追求し、人類の発展に寄与する」「日本の精神と伝統を活かし、調和社会のモデルをつくる」
この理念でさえ、しっかりと読み解けば危険なものであることがわかるはずです。日本の国益を守るは日本第一主義を意味します。さらに世界に大調和を生むとしていることから、日本を中心にした世界を作ることなのです。
先人の叡智を生かし、天皇を中心に一つにまとまる。これは完全に天皇を中心にした国を意味し明確な戦前回帰です。日本の自立と繁栄を追及、これも天皇中心に世界のとりまとめという危険なものです。
自立とはいっても、現在の米への従属的なことには触れていないのです。日本の精神と伝統を活かし、調和社会云々なども、美しい日本とか言う右翼主義者の思想と全く同じことです。
これだけでも、参政党がとんでもないことがわかります。
さらに明らかになってきたのは、「空軍力と海軍力」の「倍増」です。「結
果として防衛費のＧＤＰ比２％が当然視野に入ってくる」としています。
９条にも関わり「自主防衛体制確立」。「日米安保条約と日米豪印戦略対話をアジア海洋同盟として進化させ、インド太平洋地域で連携を強化」を主張しています。
「大東亜戦争に負けたことに日本の衰退の原因がある」とし、南京大虐殺はなかった」ともしているのです。
「男が子どもを育児するっていうのは非常に問題」などと発言「共産党が言っていることをその通りやると日本が駄目になるとまで断言です。
道しるべ 参政党神谷宗幣事務局長が演説で「もっと二酸化炭素は減らせ、ＬＧＢＴＱ、ＬＧＢＴＱ、ジェンダーフリーでしょ。それでは共同体は維持できない」と断じています★事務局長の主張だと、二酸化炭素を減らすようなことをやっていたら、日本という共同体は維持していけないということになります。全く馬鹿げたことを平然と言う参政党です。二酸化炭素を減らせは国際機関が決めたものです。参政党の主張だとそんなことには従う必要などないということです★二酸化炭素による気候変動。それによって頻発している豪雨災害など念頭にないようです。
ココちゃんで～す
今日のおやつはイチゴとソフトだワン 🥰 🥰
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
大阪のうめ吉 