
2023年4月14日 第646号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
4月14日
第646号
編集・ココちゃん
ジュゴンの棲息確認せよ
辺野古新基地工事海域で棲息の可能性
反対協議会防衛局申し入れ
防衛局職員の暴力でも説明要求
国の天然記念物に指定され、絶滅危惧種である沖縄県海域のジュゴンのフンが、新基地工事海域に近い名護市久志(くし)の沿岸で、昨年7月に見つかっています。これは明かに、ジュゴンがこの海域に棲息していることを示すものです。にもかかわらず、国は工事を中止し、調査をするなどの対応をしていません。環境を守るための行政機関・環境省も見て見ぬふりです。座り込み現場などで抗議行動を続ける「ヘリ基地反対協議会」が防衛省沖縄防衛局を訪れ、新基地工事を中断し、ジュゴンの生息状況の確認などを行うよう申し入れました。
環境省は何をしているのか
新基地工事に反対する人たち(「ぶらり沖縄人」ブログから)
海域でジュゴンのフンが見つかったことは、沖縄県の報告書が明らかにしたものです。
こうしたことは、当然国(防衛省沖縄防衛局)もわかっているはずです。しかし、なんら調査もすることなく、工事を続けているのです。ジュゴン、国内では沖縄県でしか見られないものです。絶滅危惧種というだけでなく、沖縄県にとっては、宝の存在なのです。
苦境の状況のもとでも、美ら海とジュゴンなどは、観光で生きてゆくための貴重な、かけがえのない「資源」なのです。沖縄県民の誇りでもあるのです。
そのジュゴンが、新基地工事が始まってから姿を消していました。今回この海域でジュゴンのフンが見つかったことは、ジュゴンが戻ってきたことを証明するもので
基地はF35Bも発着
す。
辺野古新基地は軍事施設であり、沖縄県にはなんのメリットもないばかりか、このようなものが出来れば沖縄はオスプレイが行き交い、騒音や最悪の場合墜落の危険に晒されるだけ。
オスプレイが発着するだけではなく、ステルス戦闘機F35Bが発着出来る仕様になっていることです。オスプレイの墜落の危険どころか、米軍が引き起こす戦争に巻き込まれるものでしかないのです。
こんな基地のために、沖縄のかけがえのない宝が失われる。絶対にゆるされることでありません。
工事周辺で反対行動の座り込みなどを続けている「ヘリ基地反対協議会」が防衛局に抗議と工事中断を求めたのは当然の事です。
協議会は「この発見(フンが見つかった)は大浦湾周辺にジュゴンが生息していることを裏付けるものだ」と指摘し、ただちに工事を中止し、生息確認とジュゴンのえさ場である海藻藻場の保全を行うよう防衛局に迫りました。
対応した調達計画課・北隆範課長補佐が、県の報告書を「確認している」としか答えず。確認しているなら、それなりの対応をすべきです。なのに独自の調査すらやっていないのです。
協議会は、工事ゲート前で抗議に参加の市民が3月に防衛局職員から暴力をふるわれたことについて説明を要求。防衛局側は、多くの参加者が目撃しているにもかかわらず、「暴力行為に及んだ事実はない」と強弁するありさまです。こうしたことは防衛局の強硬な姿勢を示す
国には、環境省があるのに、棲息の可能性があるのに、調査すらせず見て見ぬふりです。何のための環境省なのか、これでは環境破壊省です。
道しるべ 辺野古新基地工事が強行されている沖縄県大浦湾の海域。この海域でジュゴンのフンが見つかりました★沖縄県は、航空機による調査回数を増やすことなどを防衛局に求めています。こうしたことを背景に、「ヘリ基地反対協議会」の共同代表が「やるのか、やらないのか」との追及に、防衛局調達計画課の北隆範課長補佐は「適切に対応していく」と繰り返すだけで、実施するとは最後までいいませんでした★これは、もう、海域にジュゴンがいようと、いまいが、とにかく工事は続けていくという姿勢。調査すら拒否しているに等しいものです。
ココちゃんで~す
うわ~スミレきれいだワン 🤗 🤗
ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です