
2023年4月12日 第644号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
4月12日
第644号
編集・ココちゃん
地検、公判先延ばしの策動
袴田事件 最高裁差し戻し事案
証拠再捏造やるつもりか
高裁再審決定、高検特抗断念
冤罪とされている袴田事件、最高裁が高裁に差し戻し高裁が再審を決定、高検は特別抗告を断念したのに、静岡地検が、弁護団、静岡地検、静岡地裁と初の三者協議が同地裁で開かれましたが、地検は公判の3カ月先延ばしを要求しました。高裁が再審を決定したのは、袴田さんが犯人とするには疑問があるとしたことであり、高検は犯人として立証できないから特別抗告を断念したのです。にもかかわらず地検の公判先延ばしは何のためなのか。証拠の再捏造をやるためかと疑わざるをえないことです。
立証困難とされた事案
静岡地検(同ホームページ)
袴田事件は、66年に静岡市清水区(旧清水市)で起きた強盗殺人・放火事件。味噌製造会社の専務一家4人が殺害され、住宅を放火された上、集金袋を奪われたものです。
この事件で、袴田巌さんが犯人とされ、死刑が確定していました。ですが、弁護団は早くから冤罪としてきました。こうしたこともあって、3月13日に東京高裁が重要証拠について「捜査機関の者による隠匿の可能性が極めて高い」として再審を決定したものです。
裁判所の判決は、その多くが弁護側、検察側が示した物証などに基づいて下されるのが通例です。ですから、検察側が提示した物証なるものが、捏造されたものであっても、裁判所がそれを見抜けず、弁護側にそれを覆すもの
徹底的に調べ
何もなかったタンクから
がなければ有罪となってしまうことです。
今回の事案で高裁は、捜査機関による証拠のねつ造の疑いに言及した上で再審を決定しています。
13日に高裁が出した決定は、袴田さん逮捕から1年以上も後に現場近くのみそタンクから見つかった、血の付いた「5点の衣類」です。これについて、「事件から相当な期間が経過した後に捜査機関の者が隠した可能性が極めて高い。到底袴田さんを犯人と認定することはできない」として、証拠がねつ造された疑いに言及し、再審を認めたものです。
高裁がこのような判断をせざるをえないことだったということです。検察がこんなことをやれば、無実の人を無理やり犯人に仕立て上げることができます。とんでもないこと以上に恐ろしいやり方です。
事件を手がけた検察のメンツなのか、それとも手柄をたてたいことでやったことなのか。いずれにしても許されることでありません。
このみそタンクから見つかったとされる血のついた衣類などについて当時捜査にあたった元警察官がNHKの取材に証言しています。「長い棒のようなものを使って徹底的に調べたが、タンクから見つからなかった。衣類という大きいものを見落とすなんてことはほぼありえないし、そんなに甘い検証はしていない。1年もたって発見されるのはおかしいと感じる」としているのです。
これはもう、確実に検察が物証として捏造したものであることです。こんな捏造された物証なるもので袴田さんは死刑の判決を言い渡され、その後45年以上の長期間に渡り東京拘置所に収監され、人生の殆どを失ってしまったのです。
道しるべ 再審が決定した袴田事件。NHKの取材に答えた当時の捜査員だった元警察管の証言「みそタンクには何もなかった」と。ところが、そのタンクから1年もたって検察が衣類などを見つけたというのです★誰が考えても話が出来過ぎています。こんなことをしてまで袴田さんを犯人に仕立て上げたかった検察。検察の面子、手柄、どちらにしても、検察のしたことは犯罪そのもの。1人の無実の人を殺人犯に仕立て、死刑判決まで下させたのです★そこには、人権を尊重する、その欠片さえも見られないものです。そのために、45年間の人生が奪われたのです
ココちゃんで~す
うわーい、こいのぼりだワン 😮 😮
大阪狭山市東池尻町 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です