
2023年4月11日 第643号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
4月11日
第643号
編集・ココちゃん
除名「影響与えたと思っていない」
共産書記局長強気の姿勢
責任逃れ、認めぬ体質
しんぶん赤旗一部県の増、大々的に
4月9日投開票された統一地方選の前半戦で、日本共産党は千葉、愛知など8県で議席を増やしましたが、全体でみると議席の4分の1近くを失う後退です。所属議員がいない「空白県」が、それまでの1から5に増えました。にもかかわらず、10日の記者会見で、小池晃書記局長は統一地方選前半戦での党勢後退について、現役党員の除名処分の影響を否定「今回の選挙全体に影響を与えたとは思っていない」と。強気の姿勢を崩さないのは毎度のこと。絶対に「認めない」、責任逃れの体質がまたも鮮明になりました。
県議選、空白県1から5に
小池晃日本共産党書記局長(参議院ホームページ)
統一地方選前半の道府県議会選挙で41議会、99議席をもっていましたが、今回75議席への大幅後退です。しかも、大軍拡に突っ走る自民党が1158から1153議席と、僅か5議席減らしだけなのに、大軍拡阻止の最前線に立つ共産党が24議席減とほぼ4分の1になる負け戦です。
敗北の原因としては、共産党が2人の党員を除名処分としたことです。この除名は、多くの国民が”異論を許さない党”と受け止めたことです。この除名の最大の問題は、党側が分派行動をでっち上げてのものでした。
こうした分派行動のでっち上げは、かつて埼玉県草加市において、中央委員会が強制わいせつと認定した党員を隠蔽しようとしたことに抗議した党市議団の3人全員を分派行動でっち上げで処分した経緯があります。共産党が処分する際、分派行動をで
共産党が強い京都での敗北
っち上げるのはもはや常套手段といえるものになっていることです。
今回2月から3月にかけての除名は、党首公選制を書籍で主張した2人。いずれも有力党員です。
その1人、2月に除名された松竹伸幸さんは、元かもがわ出版編集長、元日本共産党中央委員会勤務員です。
3月に除名の鈴木元さんは、松竹さん場合と異なります。松竹さんの時の除名処分は京都南地区委員会であって、その後京都府委員会が承認したという経緯です。
鈴木さんの場合は、京都府委員会が除名処分を決定、中央委員会が承認したという点です。最終的な責任は中央にあることです。
前半の統一地方選・府議選で最も多い12人の府議がいた京都が9人しか当選できず、3人が落選しているのです。除名された松竹さん、鈴木さんが所属していた地元京都です。
京都府は、全国的にみても共産党が強い地とされています。その京都に除名という大地震が襲ったのです。その余波は全国に波及したのが今回の選挙です。
翌日のしんぶん赤旗10日付は「愛知で議席空白を克服」の縦トップ見出しを立てています。記事の最後に「現有2議席の千葉で新人を含む4氏が当選し、議席倍増を果たしました。9道府県で推薦や公認、支持または自主的な支援を行う候補の勝利のためにたたかいましたが、及びませんでした」と僅か5行の記述にとどめ、なにか凄い躍進したかのような記事の取り上げ方です。
これは、開票作業の途中だったからではなく、編集に入る前、すでに共産党の敗北は決定的だったのに、このような記事に仕立てているのです。
道しるべ 今回の統一地方選前半の道府県議選で、しんぶん赤旗の報道も、小池晃書記局長の記者会見での言葉も強気の姿勢を崩していません★国民にとってほとんど足しにならない公明党や立憲民主党が微増の結果なのに、日本共産党だけが完全敗北です★いくら住民にとって良いことをやってくれていても、今回のような党員除名の問題は、多くの有権者に警戒され、支持離れを引き起こしたのです。そんな票が流れて立憲が割を食った感のある微増と言えます★この後、一般市長村長・議員選があります。同じような、さらに悪くなるかもしれません。
ココちゃんで~す
モミジってお花咲くんだ~ココちゃん知らなかったワン 😮 😮
ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です