
2023年4月10日 第642号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
4月10日
第642号
編集・ココちゃん
どうなっている大阪府・市民
府知事・市長、維新が継続
議会も維新過半数超え
府・市民の感覚疑う
243万9444票、大阪府知事選で維新の吉村洋文知事が圧倒的な得票で再選です。大阪市長選でも、大阪府議を3期務めた横山英幸さんが初当選。こちらも2位の北野妙子さんに倍以上の差をつけた圧倒的な得票です。府・市議会でも維新が過半数超えです。大阪府民・市民は今後の大阪を考えて府・市政を維新に託したのでしょうか。感覚を疑うものです。
考えて府・市政を託したのか
横山英幸新市長
大阪維新の吉村洋文知事、松井一郎市長は「1円の税金も使わない」としてカジノ誘致を進めてきました。ところが設置地の土壌汚染対策に788億円も税金を投入です。こうしたことは、明かに将来の世代にツケを回すものです。こんなことを考え、熟慮したうえで吉村洋文知事の再選、横山英幸さんを当選させたのでしようか。
カジノは維新が主張するようなものではなく、人の不幸を食い物にしたものであり、問題になっているギャンブル依存症を増やすことにしかならないものです。
こうしたことに、吉村知事は、土壌対策の788億円投入について「起債であり、税金投入ではない」などと、信じられないようなことを言っているのです。ギャンブル依存症についても「依存対策をおこなう」としています。
一体どんな依存対策を行うというのでしようか。その対策にしても、税金投入をなくしてで
キャッチフレーズに騙され
きるものでありません。啓発周知のための印刷物一枚作るにしてもお金がかかるのです。
例えば、カジノが出来て、入場は週〇回、月〇回までとするにしても、それを管理するシステム構築にお金がかかり、職員を配置する必要があります。どのようにしたところで、無用な税金投入です。
府や市にカジノ事業者から税金が入ってくるなど理由にならないことです。固定資産税などの税収があっても、人の不幸を土台にした収入でしかないのです。
このようなことを、大阪府民・市民が熟慮したとはとても思われません。何も考えることなく、流れに乗って一票を投じただけではないのか。だとすれば、大阪府民・市民はあまりにも愚かとしかいいようがありません。
近年、コロナウイルス感染が日常的になり、大阪は特にひどい感染です。医療体制、とくに感染症対策には不可欠な保健所を削減しまくってきたことです。
人口100万人あたりの保健所数、大阪は2カ所しかありません。全国平均4・7カ所の半分以下なのです。これでは府民の健康など守れるはずがないのです。コロナで多くの死亡者を出しています。人口が東京より500万人以上少ないのに死亡者は8507人と全国最多です。
府民の健康を守る保健所を削減してきた結果と言っても過言ではありません。このような実態を、大阪府民は熟慮せずに維新に府政・市政を託したのです。
「身を切る改革」「府・市一体で大阪を前へ」「挑戦をやめない」などのキャッチフレーズだけを信じ込んで府政・市政を託したのでしよう。あまりにも愚かです。大阪の未来・将来など全く考えない選択としかいえません。これでは維新の思い通りになるだけです。
道しるべ 大阪府知事選、再選された吉村洋文知事は早速「IRについては、われわれは正面から必要だということで訴えてきた。そして、本日、この選挙で結果が出ましたので一定の民意が得られたと思っている」としています★「反対の声があるのも事実なので、課題については、きちんと正面から向き合いながら、着実に進めていきたい」ともしています★どう正面から向き合うのでしょうか。知事の言う「正面から向き合う」は正面から突き進んでいくことでしかないのです。カジノの言葉を使わずIRでごまかしているのです。
ココちゃんで~す
うわーい、真黒なネコちゃんがいたワン 😮 😮
大阪市此花区、常吉臨海緑地 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です