大阪のうめ吉おおさか撮り歩記

ー312ー 歌碑めぐり 句碑めぐり

⏭️1⏮️ 万葉集歌碑 小林一茶句碑

万葉集歌碑 
大阪市住吉区住𠮷2-9-89 住吉大社境内

多治比真人土 (たじひのまひとにし)

 遣唐使に餞(はなむけ)する歌 住吉に斎く祝が神言と
               行くとも来とも船は早けむ
(住𠮷の社で神祭りをしている神主のお告げでは往路とも船は安全に進むはずというもの) 

住𠮷の社・住吉大社のこと。航海安全の神
神言・神が告げる言葉
祝・神主などの聖職者

 清江娘子(すみのえのをとめ)  長皇子(ながのみ)に進る歌 
            草枕旅行く君と知らませば 
              岸の黄土(はにゅう)ににほはさましを
(旅に行く方と知っていたら、この岸の黄土でお召し物を採ってあげたのにの意)
黄土・住𠮷大地で採れる黄土。染料として使われる

小林一茶句碑  

大阪市平野区平野上町1-7-26  大念仏寺境内

春風や 巡礼どもが 練供養

小林一茶が大阪を訪れているのはこの大念仏寺と、柏原市の玉手山、藤井寺市の道明寺天満宮の3カ所(いずれも撮影ずみ)

春風は5月の頃を意味し、巡礼どもとは信者、あるいは参拝者を意味。練供養とは、5月にここでおこなわれる「南部おねり」とされる法会のこと


★大阪府下にある歌碑、句碑を巡ります。2カ所づつで、随時掲載となります

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