
2023年3月29日 第630号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
3月29日
第630号
編集・ココちゃん
今度は「怪文書」言い出す
高市担当相 逃げに徹底姿勢
「やましいことない」
立憲議員追及に辞任否定
放送法に関した総務省の行政文書を巡る問題、引責辞任を迫られた高市早苗経済安全保障担当相が「何らやましいこともないのに閣僚の職を辞するということはない」と否定。あげく「作成者も配布先も目的も不明だ。いわば怪文書の類だ」と、こんどは怪文書にして逃げ切る姿勢です。一片の反省もなく、とことん逃げ切りを図る構えです。立憲民主党の杉尾秀哉参院議員が予算委員会での追及です。
身についた、国会舐めた態度
高市早苗経済安全保障担当相(Wikipedia)
なにをやろうと、何を言っても、どんなデタラメなことを言っても絶対逃げ切られる。高市担当相にはそんな確信がしっかりと身についています。これは、担当相が安倍内閣の下で身につけたものです。
担当相は、安倍内閣になって内閣府特命担当相に起用されたのに続き、第2次安倍内閣で総務相に就任。その後第3次、第3次改造、同再改造内閣と、3代連続で総務相についています。
総務相どきに
電波停止に言及
こうした中で、担当相は、放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、放送法4条違反を理由に電波停止を命じる可能性に言及
し、問題視されています。
この安倍内閣時代に担当相はなにをやろうと、何を言っても、どんなデタラメなことをいっても絶対逃げ切れることを安倍首相のやり方で身につけたことです。国会で議席の数が圧倒的に多ければ自由自在になるという感覚です。
現在も国会では圧倒的な多数を占めており、絶対に逃げ切
放送法解釈変更国民に薄い危機感
れるという、国会を舐めた態度です。
偽造、変造でなく
ねつ造は配慮
担当相は「これまで文書を捏造と述べてきたが、「偽造でもなく、変造でもなく、捏造だとかなり配慮して申し上げた」と、配慮して捏造としてきたとまで言って自らの関与を否定し、正当化していることです。
杉尾議員が担当相に「捏造と断言する根拠を示してほしい」と述べたことに、担当相は「『偽造』『変造』という用語は、総務省の一部職員に対しても非常に厳しすぎると考えた」とするなど、職員を持ち出して自らを正当化しています。
追求続ける議員
担当相、自身の考え
杉尾議員は追及を続けます「怪文書でも何でもないんです。行政文書なんです。公文書なんです。どうですか」ですが、担当相の答弁は「作成者不明、配布先も不明、作成目的も不明。これは言わば怪文書の類いだと、私から考えたらそう思う」と。
とんでもないことです。それは担当相だけの考えであって、国民の多くはそうはみていません。
朝日新聞世論調査
62%納得できず
朝日新聞の3月の世論調査で、高市担当相の「捏造」主張に「納得できない」とした人が62%と、半数を軽く超えていることです。
毎日新聞は43%と半数を下回っており、「公文書が正しいか疑問」が24%もあることは、国民の関心が多いとは言い切れない面もあります。放送法の解釈変更に危機感をもっていないということも考えられることです。
道しるべ 高市担当相の放送法解釈変更への関わり、当の担当相はあらゆる方便で逃げ続け「自身が関わっていたら大臣も議員も辞める」との言葉があるだけに必死になって正当化し逃げ切ろうとしています★安倍元首相が言った「私や妻が関わっていたら首相も……」とした森友問題にそっくりの構図です★違うのは、今回は首相ではなく大臣。ですが、首相には、担当相を更迭する、議員を辞めさせる気配が全く見られません★議員辞職については、首相、自民党総裁にもその権限はありません。ですが、その気があれば国会で除名という手段があります。
ココちゃんで~す
うわ~一面クローバーだワン 😀 😀こんなの見たらザウちゃんに出会った時思い出すワン 😁 😁
大阪府柏原市・石川河川敷 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です