
2023年3月25日 第626号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
3月25日
第626号
編集・ココちゃん
共産、除名で反論パンフ発行
報道も「反共キャンペーン」に
党員向けでも疑問視される?
統一地方選に火に油でしかない
日本共産党中央委員会が、2人の党員除名に関わる問題に反論するパンフレット「党首選出と安保政策をめぐる攻撃にこたえる」のタイトルで発行しました。社説で批判する朝日新聞、毎日新聞、産経新聞を「反共キャンペーン」と位置づけるものです。党への批判は「反共」とする共産党は完全に異論を認めない党になっています。中央はそうしたことを全く理解できないもので、これではパンフ発行そのものが、始まった統一地方選に、火に油を注ぐ結果にしかなりません。
党中央どこまでも強気
志位和夫日本共産党委員長
パンフには、松竹伸幸、鈴木元さんを処分した経緯や、3紙の新聞社説への反論、記者会見でのやりとりなどを記しています。
「一部の大手メディアが『異論を許さない党だ』と言って共産党をバッシングする。事実と違う。党内で自由に述べる権利がある。事実をねじ曲げた反共キャンペーンは力を合わせて打ち破ろう」として党内外に呼びかけた志位和夫委員長の演説も収録されています。これによって、党員への周知を徹底しようとすることですが、あまりにも強硬な姿勢でしかありません。
これで果たして党員が納得できるでしようか。明かに疑問を持たれる要素が多く逆効果にしかなりえないものです。
統一地方選が始まっています。党員が支持拡大、支持をお願いするとき、有権者から除名問題を問われた時、このパンフに記されていることを話すことができるでしようか。こんなことを話せば反感を持たれ、得られる支持も得られなくなってしまいます。
特に大阪では、府議定数削減になって
除名決定府委員会世襲委員多数
おり、53ある選挙区のうち、「1人区」は現行の31から36に増加します。維新が圧倒的に強い大阪でのこと。現在、共産党が議席を有している府議会議員2人の選挙区は定数が5から4、4から3となっています。激戦になること必至です。共産党は前回と同じ得票順位となれば間違いなく議席を失ってしまいます。
議席消滅という危機に、党内では「定数削減だけでなく、党勢の衰え」の指摘もあります。大阪は70年代に「革新府政」黒田了一知事下において与党だった伝統ある地盤です。それだけに危機感も半端でありません。
その地盤において、議席を取れなかったとなれば、支持者に対しても言い訳もできないことになります。こんな状況を生み出しかねないことを今回のパンフ発行がやっているのです。
党中央、というより志位委員長のこうした強硬姿勢には、党内から疑問の声も出ています。特に鈴木元さんの処分に対しては、地方のベテラン党員は「一緒に本を出版しただけで『分派活動』なんて言いがかりだ。処分は無理筋だ」と指摘するほどになっていることです。
統一地方選への影響を懸念し「時期が悪すぎる。共産党に投票してきた人たちが離れるだろう。党中央はやりすぎだ」と非難しています。
これはもう完全に真っ当な考えです。このようなことを全く考慮していないのが今回のパンフ発行です。党中央の強硬姿勢が際立っているだけに、なんのメリットもないものです。
付け加えれば、除名を決定した党京都府委員会には党員2世が少なくないことです。こうした世襲化を、自民党ではなく、あろうことか共産党がやっていることです。このようなことには触れずじまいです。
道しるべ 日本共産党が、2人の党員を除名決定した京都府委員会★この京都府委員会の常任委員に党員2世が数多くいることです。特に国政選挙においては世襲を批判する共産党です。それがなんと常任委員会に2世が多いというのは驚きです。国会議員でないからかまわないと考えているとしたらとんでもないことです★状況は国会議員と同じです。親の七光りかなんだか知りませんが、このような2世に何が出来ますか。特に党の常任委員ならなおさらです★現場で鍛えられていない人たちが管轄区域の指導することになるのです。
ココちゃんで~す
ココちゃんちの下に消防来たのゴミ置き場に放火したみたいだワン 🤬 😱 消火剤だらけ~😫
ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です