
2023年3月19日 第620号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
3月19日
第620号
編集・ココちゃん
幕張メッセで国際武器見本市
開発中の極超音速誘導弾も
まるで戦争見本市だ
IAMDの宣伝動画流し
千葉市の幕張メッセで国際武器見本市「DSEI japan 2023」が3日間に渡り開かれました。武器輸出3原則がなくなり、なんのことがない、要するに「殺人兵器」でしかない武器の見本市開催は、岸田政権が進める大軍拡に合わせたものでしかありません。売り、買う、こうしたことの見本市であり、武器に群がる死の商人たちの格好の場になっています。
武器に群がる死の商人
会場となった幕張メッセ=幕張メッセのホームページから
幕張メッセは日本最大規模のコンベンション施設です。ここを会場として開催されたのが武器見本市です。
見本市には、前回開催時より5割も多い250社の軍需産業が参加しました。参加国は65カ国、死の商人や軍事担当者たちです。
日本の軍需産業(企業)は、大手重工企業の三菱重工、川崎重工、IHIが揃って参加しています。関連品を手がける中小も参加しています。
この武器見本市は、企業による開催という範囲を著しく逸脱したものになっていることです。防衛省を筆頭に、防衛装備庁にとどまらず、外務省までが後援として名を連ねていることです。
それだけではありません。サプライチェーン(供給網)の強靱化に関する会議も開かれています。こうしたことに関して、浜田靖一防衛相は記者会見で、見本市について「我が国の防衛装備品と高い
巨大権益もたらす共同開発計画
技術力について広く情報発信をする。諸外国との防衛装備・技術協力をより一層推進したい」と述べています。
見本市入場については、事前登録制をとっており、登録されたのは1万人以上です。こうしたことは、反対する人を会場に入れないことを狙ったものでしかありません。
このような武器の見本市を政府機関の後援で開催するなど、明らかに憲法の定めたことに抵触するものです。当然のごとく、会場の外では、戦争に反対する人たちによる抗議行動がおこなわれました。
DSEIを後援している防衛装備庁の春日原大樹審議官は、「先端技術の取り込み、防衛力を抜本的に強化するという政策の発信などにおいて非常に有意義な場だ」としています。防衛相に似通ったものです。
岸田政権は、5年間で43兆円という巨額を投じる一大軍拡計画を企てており、これに国内外の軍需産業が群がっているものです。いかにこの巨額を手にするかを、軍需産業はあの手この手で臨むことになります。
砂糖に群がるアリならば、まだ可愛げもありますが、軍需産業の群がりは戦争する国、出来る国へのものであり、見過ごすことのできない問題です。
今回、最も注目されたのが、日、英国、イタリアによるグローバル戦闘航空プログラムとされる共同計画です。これは、航空自衛隊が配備しているF2と、欧州各国が配備のユーロファイター後継機の共同開発です。
この計画では、長期間に渡って巨大な権益をもたらすもので、日本は三菱重工、IHIの重工大手が参加します。
道しるべ 巨大な会場で開催された巨額の軍拡予算に群がる武器見本市。まさに死の商人が集まる場★防空と称するミサイル防衛や敵基地攻撃一体化の「統合防空ミサイル防衛」宣伝動画を会場に流しての武器輸出をアピールです★かつてあった武器輸出3原則がなくなり、輸出も自由にできます。輸出することによって武器の生産が増えます。これで生産単価が安くなるということもあって、より多くの武器を購入することができるわけです★継戦能力をより大きくすることが可能になります。ですが、こうしたことは逆に戦火を長引かせることにもなるのです。
四季の花
めぐり 24
ココちゃんで~す
サクラがきれいに咲いてたワン 😍 🥰
大阪府吹田市、寺の境内でザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です