
2023年3月15日 第616号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
3月15日
第616号
編集・ココちゃん
空飛ぶ車は必要なのか
大阪万博で運行めざす
大阪城公園で実証飛行
高さ8m、国内初だが
25年開催の大阪万国博覧会を目指した空飛ぶ車の実証飛行が大阪城公園の野球場でおこなわれました。高さ8㍍を飛びましたが、地上の交通事故さえ根絶できないのに、果たしてこのような空飛ぶ車が必要なのか。専門のパイロットによって運行されるようですが、大阪府下では交通機関が充実している現在、必要とは言えないものではないでしょうか。
地上の交通事故多発なのに
空飛ぶ車
この日の実証飛行は、万博での運行事業者として概に決定している丸紅が実施しました。
飛行パターンによる風の受け方、騒音などをデータとして収集しました。大阪市、大阪商工会議所との協力です。
実証飛行に使われたのは、丸紅とパートナー関係になっている米国のリフト・エアクラフト社が開発した1人乗りの「ヘク
サ」です。
車体は全長4・5㍍、重量220㌔、最大時速は約100㌔ですが、実際に万博開催時に運行されるのは英国製のものです。
だいたい、全長が4・5㍍もあって1人乗りっていうこと。これって、かなりおかしいのではないのでしょうか。
客を乗せる車体となると、もっと大きなものになるということでしょうか。これでは、実証試験にどんな意味があるのかということになります。車体が大きくなれば、実際のデータは大きく変動するはずです。
今回の実証試験では、米国で約1時間の研修を受けてライセンスを取得した人
法整備もされていない中で
がパイロットとして運転したということです。
空を飛ぶものに、1時間の研修でライセンス取得ってこともかなり危険なことではないのでしょうか。最も、現在においてはこのような空飛ぶ車についての法整備はされていません。
国交省では法整備の検討はされていますが、まだ法案としてはまとまっていません。検討状況としては次のようなことです。
●運転者の免許は車の形式ごとに付与
●飛行経歴、試験については航空当局と議論
●1種類の免許で複数形式を認める
●専用の離着陸場を「バーティポート」とする。車体サイズに応じた広さと離陸重量の1・5倍に耐える
強度
●フライトレコーダー(飛行記録装置)、ボイスレコーダー(音声記録装置)の設置義務化
●充電、バッテリー交換作業に有資格整備士が当たる
●23年度末までに必要な制度を策定輸入する
空飛ぶ車は、万博終了後、活用方法に、都市部での送迎サービス、山間部の移動手段、災害時における救急搬送などが想定されています。
ですが、このような必要が果たしてあるのでしようか。確かにあれば便利なものですが、便利=必要ということになっていないかなのです。
当然のごとく騒音も発します。今までになかった事故の発生も懸念されます。安全性についてもヘリなどよりはるかに問題が大きいものです。まして救急搬送に利用となれば更に問題が大きくなるものです
道しるべ 大阪万国博覧会に向けた空飛ぶ車の実証試験が行われました★大阪市、大阪府は単なる夢に酔いしれているのではないか。SFの世界、漫画の世界のような空飛ぶ車にはワクワクするかもしれません。ですが、そのワクワク感だけで実用化してよいのかということです★このようなものには、何よりも安心・安全が担保されなければなりません。ですが、この空飛ぶ車が安心・安全が担保されたものといえるでしようか★一体どこを飛ぶと言うのでしよう。街中には建物、道路には多くの車が走っています。安全が担保されるはずがありません。
ココちゃんで~す
うわ~い、パフェとあんみつだワン🥰 🥰
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です