
2023年3月14日 第615号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
3月14日
第615号
編集・ココちゃん
日銀植田新総裁は黒田後継
国民生活苦しめるだけ
異次元金融緩和引き継ぐ
日銀総裁としての責任ない
4月8日に任期満了となる日銀黒田東彦総裁の次期総裁は植田和夫日銀政策委員です。しかし、植田次期総裁は黒田総裁の金融緩和を引き継ぐ後継者です。黒田総裁は延々と金融緩和を続け、41年ぶりの大幅な物価上昇をもたらし、国民の暮らしを圧迫しました。こうした政策を引き継ぐことで、国民の生活はさらに厳しくなります。植田次期総裁には、日銀総裁としての責任を感じておらず、政権の意に沿った政策を進めるだけです。
重い黒田総裁の失敗
植田和夫次期日銀総裁=Wikipedia
先日行われた議院運営委員会での「所信」聴取で植田氏は、黒田総裁のもとで延々と続けられてきた「異次元の金融緩和」を引き継ぐことを明言しています。
これは、黒田総裁がやってきた円安・物価高をはじめとした、さまざまな害悪をもたらしたものでしかない金融政策をこれからも続けるということなのです。
これはもう、国民の生活をさらに苦しめることにしかならず、とうてい容認できることではありません。日銀がやるべきことは何なのか、それを理解しておらず、日銀総裁としての責任が全くないと言えることです。
黒田総裁がやった「異次元緩和」なるものは、12年12月に再び政権を手にして復帰した安倍晋三首相(故人)のもとで開始されたものです。年2%の物価上昇実現を目標とし、過去に例がないような大規模金融緩和を続けることによって、経済が好循環し、労働者の賃金も上がるという触れ込みだったことです。
しかし、それで実
日銀は自公政権の子会社
際にどうなったかと言えば、10年を経過しても、経済が好循環し、労働者の賃金が上がるどころか実に41年ぶりとなる大幅な物価上昇を招き国民の生活・暮らしはさらに厳しくなっただけなのです。ここで「金融頼み」の政策では経済も回復させられないことが明確になっているのです。
当時、今の黒田総裁に代わる前、安倍政権は、異例の政策に抵抗した白川方明総裁に圧力をかけ、日銀に政府と共同声明を結ばせ、2%物価上昇の早期実現を目標に据えたのです。こうしたことから、白川総裁は任期満了を待たずに退任し、13年3月に黒田総裁が就任したのです。
大規模金融緩和によって、外国為替市場では円相場が下がり、輸入物価を押し上げました。電気をはじめとした、ガスなどのエネルギーの価格高騰は深刻なものになりました。こうしたことは、国際的物価急騰、プーチン・ロシアによるウクライナ軍事侵略の最中にあって、円安を加速させました。
安倍政権と一体となった日銀の責任は重大です。異次元金融緩和政策は完全に破綻したのです。その破綻した政策を来月就任する植田次期総裁が継承するとしているのですからおだやかでありません。
植田次期総裁は、先の所信で「2%の物価安定目標を持続的、安定的に実現するため、政府と緊密な連携を図り、必要な政策を責任を持って実行していく」としているのです。完全に岸田政権と日銀が一体となったものであり、しくみはどうあれ、日銀は完全に政府の子会社になっていることです。政府と融合した日銀では国民の生活はよくなりません。
道しるべ 次期日銀植田和夫総裁は、異次元金融緩和が賃上げや経済回復につながらなかったことで「効果が発現するまでには、ある程度の時間がかかる」としています★まて、まて、ある程度の時間とは一体何十年を意味しているのでしょう。安倍政権、菅政権、そして今の岸田政権に至るまで10年を超えているではないか★さらに10年、20年とでも言うのか。これはもう、出来ないことをゴリ押ししようとすることに他ならないものです。まさに岸田政権、と言うより、自公政権の子会社になっていることを明確に示しているものでしかありません。
ココちゃんで~す
こんなコマさんに会ったんだけど。うめじいちゃんは
袈裟って教えてくれたけど、エプロンにしか見えないワン 🤣 🤣
13日、大阪市東成区・ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です