
2023年3月11日 第612号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
3月11日
第612号
編集・ココちゃん
山際元大臣不起訴は忖度
政治資金規正法、公選法違反
横浜地検、理由示さず
収支報告書虚偽記載など
政治資金規正法違反、公選法違反容疑で告発されていた山際太志郎元経済再生担当相らを横浜地検が不起訴としました。しかも、地検は不起訴とした理由すら示していません。これで不起訴、明らかに地検が政権に忖度したもので、地検の存在そのものに疑問がもたれるものです。
規制法、何のためにあるのか
山際太志郎元経済再生担当相=Wikipedia
自民党の山際太志郎元経済再生担当相は、20年12月23日、東京都内で政治資金パーティーを開催しています。この時のパーティー収入は1740万円で、会場の収容人数は496席。1枚2万円のパー券を870人分販売した計算になります。これは、会場の収容人数の1・7倍にもなります。席以上の人が入れば会場はぎゅうぎゅう詰めになります。ありえません。
こうしたことから、収容人数を超えた分の収入を寄付として政治資金収支報告書に記載していなかったと、市民が横浜地検に政治資金規正法違反の疑いで告発しました。
告発したのは山際元大臣の選挙区、川崎市の住民ら約160人。この問題では、神戸学院大学の上脇博之教授も告発しています。
地検は同日、山際元大臣が、地元事務所を置いているマンションについて、マンション所有会社に相場を上回る賃料を支払っていた公選法違反容疑についても不起訴にしました。
横浜地検が、理由も示さずに不起訴としたことは政権への忖度以外のなにものでもありません。
政治資金パーティーで、参加しないのに購入するケースがあります。ですが、こうした不参加パーティー券購入は寄付をしたということに
捜査機関の体なさず
なるのです。地検の不起訴はこうしたことを完全に無視しており、まともな捜査機関がする判断ではありません。
政治資金規正法では、企業等・団体から資金管理団体への寄付を禁止しています。企業・団体がパーティー券を購入し、不参加者があった場合、この分のパー券料金は違法に献金したことになります。
山際元大臣は疑惑の総合百貨店です。これまでに数々の問題をひきおこしており、にもかかわらず、シラを切り通すなどしており、逃げ場がなくなれば認めるというようなことをやっています。このようなことでありながら、「国会議員として、何か法に触れるようなことをやってきたわけではない」と言ってのける図々しさです。
このような山際元大臣を仕方なく更迭した岸田首相ですが、任命責任など全く感じていません。大臣の更迭など見せかけだけであることが明らか。4日後に、自民党の新型コロナウイルス等感染症対策本部長に就任させるなど要職抜擢で厚遇です。
岸田政権を意識
横浜地検が山際元大臣を不起訴としたことは、明らかに岸田政権を意識した忖度と言えるものです。もはや横浜地検は、地検としての体をなしていません。捜査機関がこれでは、政治家の犯罪について、国民はどこに訴えればよいのか。その術をなくしたことになります。
地裁に提訴しても、地検が不起訴にした案件。まともに対応するとは考えにくいものです。岸田政権にかかわらず、安倍政権から司法は忖度に走り、自民の議員は、こうした犯罪もお咎めなしなのです。
道しるべ 横浜地検が、政治資金規正法違反容疑で告発されていた山際太志郎元経済再生担当相を不起訴としました★山際議員と言えば、瀬戸際になるまで嘘をつき通すそんな人物です。担当相の辞任は「総理大臣に対して、政権運営に迷惑をかけたくない」でした。政権に迷惑をかけたくないとしても、国民や有権者に迷惑をかけることは平気なのです★この辞表理由とてまともでありません。更迭が避けられないほどの瀬戸際ゆえです★統一協会問題でも後追い説明繰り返し連発です。被害者を全く顧みない姿勢。そんな大臣を地検が不起訴にしたのです。
ココちゃんで~す
ワンちゃんふたりでモモのお花見してたワン 😮 😮
大阪市中央区・ 大阪城公園 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です