
2023年3月5日 第606号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
3月5日
第606号
編集・ココちゃん
高市担当相 放送法解釈に圧力
立憲・小西議員追及
総務省内部文書安倍元首相、高市議員名
立憲民主党・小西洋之参院議員が3日、参院予算委員会で安倍元首相、高市早苗経済安保担当相(現在)が、14、15年に放送法の政府解釈で総務省に政治圧力をかけていたと追及しました。総務省の文書に、2人の名前が記載されているのです。高市担当相は「捏造文書」だとし、本物であれば担当相辞任、議員辞職も結構だとしています。岸田政権が新たな火種を抱えました。
「一つの番組で判断できる」
高市早苗経済安保担当相=Wikipediaから
放送法は政治的公平性を定めています。これについての政府の「政治的公平性」という解釈を、放送局の「番組全体を見て判断」としています。ですが、実際のところ、安倍政権下で16年に「一つの番組のみでも」判断できるとの新解釈を追加し、政府による介入を強めようとする動きがあったのです。
こうしたことを考えてみると、小西議員が総務省の職員から入手したとするこの文書はA4サイズ、80枚に及ぶものです。文書には、礒崎総理補佐官ご説明結果(概要)との表題がつけられたものです。
高市担当相が「捏造だ」などとして否定するにはかなりの無理があります。
小西議員の追及で、松本剛明総務相は「発言者の確認がとれていない。精査中だ」と逃げの答弁です。ふたりの内安倍元首相については故人となっており、聞きただすことはできませんが、高市担当相は「ねつ造文書だと考えている」としています。
高市議員を閣僚に任命した岸田首相は「正確性や正当性が定かでない文書について、私から申し上げることはない」と関りを避けています。ですが、閣僚の任命権者であり、避けて通れるものであ
「文書漏洩」言い出す礒崎氏
りません。
文書表題にある礒崎陽輔元首相補佐官は、放送法を巡る小議員が追及している文書記載の、当時の総務省担当局長らとのやりとりで「政治的公平の解釈について意見交換したのは事実だ」と共同通信の取材に答えています。
しかし、「文書は見たことがなく、信ぴょう性についてコメントする立場にない」としています。
礒崎元首相補佐官は、自身のツイッターで経緯を説明。政府の「一つの番組ではなく、放送事業者の番組全体を見て判断する」との解釈に関し「分かりにくいので、補充的説明をしてはどうかと意見した」とし、総務省側との複数回の意見交換を経て「責任者である高市総務相(当時)が適切に判断した」としています。こうしたことに加え礒崎元首相補佐官はTwitterにツイートしています。左はその全文。
首相総務省の内部文書が渡っていますが、秘密ではないため刑罰には当たらないものの、公務員の懲罰の対象となる可能性がある行為です。行政の意思決定過程を研究することは意義のあることですが、余り政治的に用いるべきことではありません。
なんと、この文書が実際の内部文書かどうかの評価を避け、文書漏えいなら「公務員の懲罰の対象となる可能性がある行為だ」としていること。高市当相側に立ち、「文書漏洩」「公務員の懲罰対象」と、問題の文書を流した側に転嫁していることです。
「文書漏洩」「公務員の懲罰対象」にすり替えるような事例は過去にもあります。それだけに本物の文書である可能性が極めて高いものです。
道しるべ 高市早苗担当相による放送法解釈への圧力。文書が出て、担当相は「捏造だ」と。かつて、民主党政権時に偽メール事件と言うのがありました★堀江貴文氏の衆議院選出馬で、自民党武部勤代議士側に3000万円を振り込んだとする証拠メールです。取り上げ追及した、民主党前原誠司代表ら執行部が総退任に追い込まれました★この事件は当初から、信憑性に疑問が投げかけられていたもの。今回の放送法解釈への圧力に伴う文書は極めて信憑性が高いものです。高市担当相が、本物なら「議員辞職」と公言。墓穴を掘った事態に追い込まれています。
四季の花
めぐり 19
ココちゃんで~す
黄色のクロッカスもきれいだワン 😍 🥰
大阪八尾市・久宝寺緑地 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です