
2023年3月4日 第605号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
3月4日
第605号
編集・ココちゃん
戦争する国だからこそ
自衛隊基地棟強靭化
化学、生物、核兵器対応に
岸田政権・防衛省は全国の自衛隊基地施設の強靭化を計画しています。約300の自衛隊基地にある2万3000棟を、化学、生物、核兵器などの攻撃から防げるようにするもので、こうしたことは政権が戦争する、できる国を目指しているからにほかならないものです。しんぶん赤旗がスクープ報道し、日本共産党小池晃書記局長が参院予算委員会追及、防衛省が認め資料を提出しました。
危険極まりない岸田政権
陸上自衛隊大阪八尾駐屯地=ザウルスちゃん撮影
防衛省は、既に強靭化のため、ゼネコン関係者と意見交換をおこなっています。昨年12月23日と今年2月2日の2回です。
防衛省の計画に「CBRNe(シーバーン)の防護性能の付与」などがあります。
防衛省の杉山真人大臣官房施設監は、CBRNeは「化学、生物、核、爆発物等による攻撃のこと」と予算委で答弁しました。
こうしたことは、まさに岸田政権が日本全土の戦場化」を想定しているということです。そうでなければ、このような基地施設の強靭化などの必要がないことです。いかに岸田政権が戦争する、出来る国を目指して暴走しているかということです。
こうしたことで、防衛省自体が「これまで経験したことのない規模の事業量だ」としているほどのものです。こうした計画に、防衛省は今後5年間に約4兆円を投入します。10年後までに約300基地の強靱化をするとしていることです。
このような計画は、自衛隊の敵基地攻撃によって相手国
戦争にルールなし
が反撃し、日本中が攻撃にさらされることになります。こうした危険があるため、これほどの基地強靱化を進めるものです。まさに、平和な日本に戦火を呼び込むものです。
こうしたことになることは目に見えているのに、「平和国家の歩みは変わらない。さまざまな装備は大事だが、問題はそれをどう運用するかだ」などとまことしやかに強弁しているのです。
これは完全に国会を無視です。自衛隊の運用をこんな狂気の好戦的な首相・政府にまかせられるはずがありません。自衛隊の指揮系統としては、首相が最高指揮官ということになりますが、その首相が政府にまかせろというとんでもないものです。首相が最高指揮官であっても、その首相を監視、見極めるのは国会なのです。首相が独断でやれることではないのです。
なによりも、こんな首相を許せば、曲がりなりにも法治国家であることが完全に崩れてしまいます。政府がやろうとしていることは、専守防衛を投げ捨てる敵基地攻撃、大軍拡なのです。
こんなことになれば、部分的、局地的、自衛隊基地だけにとどまらず、日本中に戦火を広げ、国民の命を危険にさらすことにしかなりません。
ひとたび戦争になれば、国際法などあってないものになってしまいます。こうしたことは、今のウクライナを見ても明らかです。攻撃されているのは基地や軍だけではありません。民間の建物や居住地、インフラにまで攻撃が及んでいるのです。戦争にルールなど通用しないのです。それが現実です。なによりも必要なのは平和外交に徹することなのです。
道しるべ 岸田首相の危険極まりない姿勢は、昨年末の安全保障と称する3文書の改定によってより一層鮮明になりました★もっとも危険なのが敵基地攻撃能力保有を掲げたことです。政府は敵基地攻撃能力保有を「抑止」のためなどと国民騙しに徹しています。★ですが、判断力のある人が見れば抑止の為ではないことが明らかです。だいたい、このような敵基地攻撃能力保有などの背景には米があるからに他ならないものです★米のため、米軍の為の敵基地攻撃能力なのです。米軍が攻撃されれば自衛隊が動く、このような構図になっていることなのです。
ココちゃんで~す
うわ~い、可愛いお地蔵さんがいっぱいだワン😍 😍
大阪府東大阪市・ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です