
2023年2月28日 第601号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
2月28日
第601号
編集・ココちゃん
トマホーク取得400発
そもそも隠す必要あったのか
米、議会の承認必要
議会通ればわかること
岸田首相が衆院予算委員会で、米国製巡航ミサイル・トマホークの導入数を400発と答弁しました。立憲民主党の後藤祐一議員がただしたものです。ですが、23年度予算案に計上されたトマホーク購入費は総額2113億円。単価について首相が拒んでいますが、1発2億円としても800億円にしかならず、総額からみて疑問があります。
それでも残る疑問
発射されたトマホーク(Wikipediaから)
首相はこれまで「手の内を明らかにしない」としてきました。しかし、米議会で承認され通れば売却数量がわかることから公表に踏み切ったものにすぎません。ですが単価については「継戦能力などが明らかになる」として答弁を拒んでいます、
後藤議員の質疑は、「トマホーク取得に2113億円を計上、量産化を経た実戦配備は26年度、トマホークを23年度予算で買って、もう1年か2年早く配備できるなら分からなくもない。トマホーク、国内の12式地対艦誘導弾能力向上型、島しょ防衛用高速滑空弾、配備予定が全て同年度。何でもかんでも買う姿勢が防衛増税につながる。節約して防衛増税を何とか防がないか」と提起しているものにすぎません。
2113億円でトマホーク400発と答弁しているのに、金額が合わないと指摘していないのです。後藤議員の本質はトマホーク購入を容認しているものであり、なんら問題視していません。金額が合わないことを指摘しないのであれば、ただ国会で発言しているという印象を与えるだけで何の意味もないことです。
不透明、疑問の予算
しかも、後藤議員は「12式地対艦誘導弾能力向上型は、来年度予算に開発のみならず、量産のための費用939億円を積んでいる。この量産を目指すか、届かないのであればトマホークにすればいい」と、トマホーク購入を完全に認めていることです。
後藤議員の質疑には、トマホークの大量購入が、周辺国の緊張を高め、軍拡がエスカレートし、より危険な状況を生み出すこと、戦火を招くことになるという認識が全くないことです。
さすが第2保守の立憲議員です。日本維新の会の議員となんら変わるところがありません。
トマホークを2113億円の予算で購入するなど、国民だましも甚だしいものです。これだと1発あたりの単価が 5億円以上になります。いくらなんでもこんなに高いはずがありません。
400発購入など信用出来るに全く値しないものです。トマホークは、1発1億から2億円とされています。これにしても幅が大きすぎます。一体どこからこんな幅が出てくるのかも疑問です。要するに、米側の気分しだいの価格、言い値で買わされるのではないかということになります。
こうした2113億円の購入費に、発射機が含まれているとは考えられません。なぜなら、発射機MK41VLSは自衛隊がすでに保有し、艦船などに装備しているものなのです。
この発射機は、トマホークだけでなく、弾道弾迎撃(SM3)、対艦(LAASM)、対空(SM2、SM6、ESSN)ミサイルすべてが発射できるようになっているのです。
この発射機は、垂直発射システムで、いくつも組合せて運用することが可能なしろものです。
予算そのものが不透明です。
道しるべ 立憲民主党の後藤祐一議員が、ミサイルの配備で、島しょ防衛用高速滑空弾は地上発射限定とし、「どこの市町村が受け入れるのか。必要性は理解するが、どこかに置けるという算段があって来年度予算に計上されているという理解でよいか」としています★対して浜田靖一防衛大臣は「配備位置については今後検討を進めていきたい」。岸田首相は「購入する以上配備しないといけない。適切に配備を行う」★質疑の後藤議員、答弁の防衛相、首相、3者とも全くなっていません。これでは、国会で質疑・答弁ごっこをやっているようなものです。
ココちゃんで~す
このねこちゃん、ココちゃんたちの方を向いてるワン 😍 😍
ココちゃん気にいってくれたんだワン 😘 😘
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です