
ー246ー 姿みせた海の要塞

―― ➊ RAM ――
大阪南港食品埠頭J岸壁に4日間停泊した米海軍の強襲揚陸艦USSアメリカⅬHAは港を出ましたが、大阪で姿を見せた海の要塞。その姿を随時連載で綴ります。

RAM
RAMとは「 Rolling Airframe Missile」の頭文字をとったものです😲
最初にあるRolling、これは回転の意味、その通りで、このミサイルは発射直後は機体が回転しながら飛ぶのです😮

RAM
RAMは、アメリカとドイツが共同開発しました。艦艇が敵から守るための近接防空ミサイルです。ミサイルの命中率は95%とかなり高い性能です。
このミサイルの最大の特徴は、発射した艦艇から誘導する必要がなく、ミサイル自体が敵目標を探知しながら飛行することです😲
探知しながら飛行すると言っても、マッハ2,5、時速3000キロもの速さです。敵としても、これを迎撃するなど困難なスゴものです。こんなミサイルを搭載しているのです🤬

RAM
このミサイルは、10~15㎞と、近接防空が目的です。
USSアメリカに装備されている発射機は写真で見る通り21連装のものです😲😲
つまり、21発を連続発射できるということです😮

RAM
このRAM、ミサイルであり、自動追尾システム機能を搭載していることもあって、一発あたりの単価は5000万円です。日本で言えば1万円の札束を詰めて飛ばすようなものです。戦争になって、こんなミサイルを使えば、いくら税金を費やしても足りません🤬🤬
ただ、このミサイルは、発射とは真逆に、ミサイルの装填に時間がかかることです。一発ずつ、チェーンブロック(滑車)で引き上げ、3人がかりで作業をすることです。