
2023年2月20日 第593号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
2月20日
第593号
編集・ココちゃん
自然エネ予算369億円減
原発4354億、化石燃料2459億円
自然エネ軽視、原発重視
化石燃料84億円増
岸田政権の23年度予算案、エネルギー関連予算で、原発が前年比で4354億円増と突出、化石燃料も2459億円。対して自然エネは逆に369億円も減らされています。自然エネ軽視、原発重視の政策が鮮明になっています。日本共産党国会議員団が各省にまたがっている予算をまとめたものです。
エネ、原発回帰鮮明
福井県高浜町・関西電力高浜原発(Wikipediaから)
政府のエネルギー関連予算は、経産省、文科省、内閣府など複数の府・省にまたがっていることから、これら、すべてを集計しないと総額がわからないしくみです。
当初予算のみを原子力、石油・石炭・ガス・資源、温暖化対策とした省エネルギー、自然エネルギー、水素の5分野から産出し集計したものです。
こうした中、最も多く予算を占めているのが原発に関わる原子力分野。岸田政権は「脱炭素」を口実にして「原発回帰」へ一大転換しています。GX(グリーントランスフォーメーション)の実現に基本方針を閣議決定しているのです。
再稼働見返りに
自治体に交付金
原子力予算は、原子力の約2割が原発立地自治体への交付金です。これは、再稼働させることへの見返りにした交付金。政府・政権の原発に固執した政策を地方自治体にも押し付けているのです。
交付金によって再稼働を認めるような自治体にも問題があります。自治体もまた、東日本大震災による福島第1原発の事故を教訓にするならば、再稼働など認められないはずです。福島
安定した地熱の利用こそ
第1原発事故の教訓に立って再稼働など認めるべきでありません。
自然エネ大国
その活用こそ
同時に、自治体は、原発の再稼働が、再生可能エネルギー(自然エネ)の活用、推進を妨げていることを今一度考えることです。
地方自治体までが、政府・政権の裏がある政策に乗っていたのでは、この先も再生可能エネルギーの利用を遠ざけるだけにしかなりません。日本、わが国は、石油などの資源がなくても、自然エネルギーに恵まれていることを考えることが大事。そして、それを最大限に生かすことです。
原発推進の裏に利権
政府・政権が原発に固執するのは、原発しかエネルギーがないからではありません。原発には利権に絡む三菱重工業を始めとした電力会社などの企業が存在していることです。
見返りの政治献金
これが狙い
原発がこの先も続けば、三菱重工など原発企業が潤います。この見返りに、多額の政治献金を自民党の政治資金団体などに振込みます。政府・政権が狙っているのはこうした政治献金で、それを第一に考えた原発推進政策なのです。
この政策が目指すものには、国民の安心・安全などは微塵も見られません。まして、福島第1原発事故の教訓など頭の片隅にもないのです。日本の自然エネルギーのなかでも、最も利用価値が高いのは地熱です。列島の北から南まで、火山があり、地熱が豊富です。この豊富な地熱をエネルギー、電気にすることで原発など完全に必要としなくなるのです。しかも、地熱は安定しており、太陽光のように不安定さも皆無です。
道しるべ エネルギー問題で原発依存に未来はありません。いつまた福島第1原発のような事故を起こすかわかりません。原発に絶対安全はないのです★この先、どんなに技術が進んでも、原子力は人類が完全に制御できるものではないことを悟るべきです。原子力などは、自然が作り上げたパンドラの箱なのです。人類は愚かにもその、開けてはならないパンドラの箱を開けてしまったことです★凄い恩恵を与えてくれるように見えますが、決してそれは永遠のものではありません。その期間が長いように見えても、それは一時的なものと捉えるべきものなのです。
ココちゃんで~す
ねこちゃん、毛づくろいをしてたワン 🥰 🥰
大阪市天王寺区・ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です