
2023年2月17日 第590号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
2月17日
第590号
編集・ココちゃん
再エネ大国の資源生かせ
原発 経団連、電力会社に沿ったもの
「山と海に囲まれ適地少ない」
デタラメ言う岸田首相
「日本は山と海に囲まれ再エネ適地が少ない」岸田首相は、こんなデタラメなことを言って原発推進を続けようとしています。再エネ適地が少ないどころか、世界有数の火山国であり、利用できる地熱が豊富にあります。海に囲まれているからこそ洋上風力にもめぐまれているのです。福島で事故を起した危険な原発推進のため、こんなデタラメを言って再エネ利用に背を向けるなど許されることでありません。
導入潜在量、発電実績の7倍
東北電力葛根田地熱発電所(東北電力ホームページから)
岸田政権は、原発の60年超え運転や新設を基本方針として閣議決定しています。
首相は「1年にわたるさまざまな専門家の議論の積み重ねの結果、この結論に至った」として60年超え運転や新設を正当化しています。とんでもありません。様々な専門家の議論を積み重ねてどうしてこのような決論に達するのでしょうか。
ロシアによるウクライナ侵攻、それによって電力逼迫の危機になったこと、欧州などが原発に舵を切っていることを専門家なる人たちがことさら主張しているからではないのか。
日本は、絶対事故は起きない、安全としてきた原発が福島で事故を起しています。こうしたことを教訓にせず、日本は地熱が豊富な火山国ということを無視した原発推進など正当化できるものではなく、容認できるものでありません。
原発推進が前面に出てきた背景には、なによりも、原発産業や電力会
自然公園、破壊しない技術も
社など、財界の意向に沿っていることです。
日本経済団体連合会(経団連)が昨年5月に提言で「60年を超える運転期間検討」を求めています。十倉雅和経団連会長、中部電力会長など原発推進派がグリーントランスフォーメーション(GX)実行会議などがその議論の場でした。
イギリスやフランスが原発に舵を切ろうと、日本にはイギリスやフランスにはない地熱に恵まれています。同一視などできるものでありません。
昨年、岸田政権下にある環境省が、日本の「再エネ導入潜在量」なるものを公表しています。年間発電量実績の7倍超えという試算をしているのです。これにより、事業として成り立つ「事業性」を考慮しても最大2倍もあるのです。
にもかかわらず、岸田政権はこんなことは知らないかのように原発推進に躍起になっているのです。こうしたことはやはり、その背景にある財界や電力産業、電力会社を重視するからでしかないことです。
煎じ詰めれば、こうした産業側に寄り添えば政権にとって、自民党にとってメリットが多いからに他ならないものです。つまりが、大多数の国民の安全・安心よりも、入ってくる政治献金を念頭に置いたものでしかないのです。福島の教訓など、政治献金のために完全無視されていることです。
日本で、最も有望なのは地熱を発電としての利用です。北は北海道、南は九州まで火山があり、利用できる地熱が豊富です。その熱源は国立公園などの自然公園ですが、景観などを破壊しない斜め彫りなる技術も確立、温泉の湯を枯れさせない技術も同様に確立されています。こうした熱源を発電に利用しない手はありません。
道しるべ 岸田政権が、自然エネ利用をおろそかにし原発に前のめりです★「60年超え延長」も、米国が80年の運転期間だから、まさか、それに沿ったものではないでしょう。だとしたら馬鹿げています。地震の発生が極端に違います★新設についても、既存の原発ではなく、次世代型です。これらはまだ実証試験の段階であり、技術が未確立です。今設置するには無理があります★ならば、自然エネ利用に舵を切り、その方向に向かって進むのが筋です。施設建設には時間がかかります。即実行に移してゆくことが何よりも大事。自然エネを生かすべきです。
ココちゃんで~す
うわーい黒ねこちゃんだワン 😀 😀
大阪市天王寺区・ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です