
2023年2月7日 第580号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
2月7日
第580号
編集・ココちゃん
オミクロン睡眠障害など後遺症
「5類」引き下げは問題
後遺症長期化の傾向
岡山大調査で判明
新型コロナウイルスオミクロン株が睡眠障害、倦怠感などの後遺症を残すことが岡山大病院の調査で判明しました。後遺症は長期化の傾向にあり、このような中で感染法上の類型が「5類」に引き下げられることは極めて問題です。
後遺症感染者の1割
オミクロン株=国立感染症研究所
岡山大病院の調査では、デルタ株より大幅に後遺症が増え、感染者の1割にもなっています。
同大病院が、21年2月から22年12月にかけて、同院の後遺症専門外来で受診した12都府県の526人の訴えを、それまでのデルタ株などの場合と比較分析してわかったものです。
後遺症は、睡眠障害を訴えるのが27%で、デルタ株の13%より2倍を超える高さです。この睡眠障害は「夜、布団に入っても寝付けない」「夜中に目が覚めた後眠れない」という中途覚醒です。
一方、倦怠感については、デルタ株より19ポイント高い68%になっています。しかも、睡眠障害があると倦怠感、頭痛が出やすいこともわかりました。
こうしたことの他、頭の中に霧がかかったような状態になり、集中力、記憶力低下となる「ブレーンフォグ」がデルタ株より、8ポイント高い31%です。
こうした傾向は、東京都、山形県がおこなった調査でも同じような結果が出ていることです。
新型コロナウイルス感染は依然として収束の兆しは見えず、6日の全国の感染者は15612人(6日午後9時)。
一番きつい第8波医療逼迫
5日の32142人からすると少ないですが、決して収束に向かっているわけではないのです。
入院も490461人とマイナス4241人ですが、逆に重症者が1人増えて406人。死亡者は124人増えて69622人になっています。本来ならば、亡くならなくてもよい人が新型コロナウイルス感染によって亡くなっているのです。
グローバル社会とあって、新型コロナウイルス感染は全世界に広がっていますが、政権の対応の悪さが大きく影響していることも見逃せないことです。自公政権によって感染を招いた部分がかなり大きくあることです。
現在においても、新型コロナウイルス感染者によって医療機関の病床がなくなり、はたまた医療従事者の感染や患者の対応で人員が不足し、他の病気などの患者や最悪は緊急搬送もままならないという医療の実態があります。
医療機関が逼迫しているのです。コロナ感染は、体力が低下した高齢者がかかりやすく、高齢者の場合は介助が必要な場合が多く、数字以上の負担が医療機関にかかり逼迫を招く一つの要因にもなっているのです。
医療機関からは、現在の第8波が、これまでの波より一番きついと声が上がるほどになっていることです。
このような状況の中で、政府はコロナの類型を「5類」に引き下げることを決めています。引き下げになれば、これまで公費負担で受診できた医療費が自己負担となり、医療費の高さから感染しても受診びかえが出かねなません。
道しるべ 新型コロナウイルス感染は、発表される数字だけではありません。検査で陽性となっても、届けをしない「隠れ患者」もいます。高齢の患者の多さが医療逼迫につながっています★東京の大学病院では、基礎疾患のある患者が入院の大半をしめていると。こうしたことは、コロナ感染以前に、介助に医療従事者の手が取られることです★5月8日から「5類」に引き下げられますが、引き下げたからと言って感染力が弱まるわけでありません。政府は何を考えてこのようなことをやるのか。これが、軍拡のための財源づくりならば許されることでありません。
ココちゃんで~す
あ、サギさんがいるワン 😀 😀
白いサギさんだワン 😘 😘
阿倍野区西田辺・ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です