
2023年2月4日 第577号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
2月4日
第577号
編集・ココちゃん
東京地検、電通立件へ
五輪談合、独禁法違反で
踏み込んだ地検特捜
電通立件は当然の対応
東京地検特捜部が、東京五輪・パラリンピックに絡む談合で、広告最大手の電通を、不当な取引を制限した独占禁止法違反容疑で立件を検討しています。電通は、すでに元専務・高橋治之被告が起訴されており、大会組織委員会に担当者が出向くなど、まさに本丸そのものであり、電通側立件は当然の対応と言えるものです。
本丸は電通にあり
東京都港区東新橋の電通=Wikipediaから
電通は、正に本丸そのもの。今回、東京地検特捜部が、法人としての電通そのものの立件を検討していることは当然のことです。
電通は、資本金746億円、従業員6578人の大企業。そればかりか、政権党の自民党とべったりの企業です。自民党から電通に、委託事案で支出される金額は111億 8000万円。すべてが政党助成金からのものです。
対して電通からは、かつての安倍首相が代表の自民党支部、同じく二階俊博代表の支部などへの献金のほか、自民党の政治資金団体である国民政治協会に、12年から18年の7年間だけで3600万円が入っているのです。
さらに電通は、銃撃・殺害された安倍元首相の妻・昭恵さんの出身企業であり、安倍首相に昭恵さんを紹介したのも電通の上司です。これほどに電通は自民党と自民党政権にべったりと癒着の関係にある企業なのです。
このような関係にあることから、コロナ禍であっても電通を儲けさせるために
本丸電通に狙い定めた特捜
五輪・パラリンピック開催を強行したことがうなづけるものです。
電通の東京五輪・パラリンピックへの関りは本大会そのものだけでありません。東京オリ・パラ招致の段階から絡んでいるのです。イギリスで高級紙とされるガーディアンが、フランス当局の捜査情報をもとにし、誘致に関わる贈収賄疑惑を報じていたことです。
この贈収賄疑惑というのが、シンガポールのコンサルタント会社ブラック・タイディングス社が電通から約2憶3000万円を受け取り、開催地を決定する投票権限を持つⅠOⅭ委員と接触を持っていたとするものです。
こうしたこともあって、東京五輪は汚れた五輪ともされていたものです。
こうした中で、最後まで深く関わってきた電通ですから、この事件の正に本丸そのものです。その本丸である法人としての電通そのものに踏み込んだのが地検特捜部です。
地検特捜部は、東京オリ・パラのテスト大会を巡る入札で、受注調整を主導したとし、大会組織委員会大会運営局元次長とともに電通を立件する検討に進んでいるのです。
受注調整を進めた電通は、競技運営実績に基づいた一覧表、この一覧表を電通が作成していたのです。
これまで特捜部の捜査で、電通の複数の担当者が聴取に対して談合を認めているのです。それでも、電通は元専務が起訴されたにも関わらず電通本体は立件されていませんでした。今回の特捜部の検討は、本丸電通を起訴することに狙いを定めたものです。
道しるべ 汚れた五輪の汚名を被せられた東京五輪・パラリンピック。五輪談合として地検が動いたのは大会が終わってからでした。地検に、大会を開催させるという意図があったことは明らかです★本来ならば、開催前に捜査に着手し、大会を中止にさせるべきでした。ですが、もう終わってしまったこと。今は厳しい捜査と本丸電通の起訴を願うばかりです★政権党・政権との癒着では国民を無視したものにしかなりません。一企業のために、無駄に国民が収めた血税が使われているのです。そんな電通を、今回は司法の場に引き出し、風穴を開けることです。
ココちゃんで~す
うわーい、鳥さん、水の中に潜ってお魚獲っていたワン 😀 😀
大阪市北区中之島・ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です