
2023年2月1日 第574号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
2月1日
第574号
編集・ココちゃん
米報告後合憲に転換
岸田政権 敵基地攻撃能力
公明に答弁、与党で茶番
共産質問には回答避けたのに
敵基地攻撃能力で浜田靖一防衛相が「いわゆる攻撃的兵器とは異なり、憲法、専守防衛の基本方針のもと許容される、自衛の必要最小限度の範囲を超えるものではない」と、与党の公明党議員の質問への答弁。これまで、共産議員の質問には回答を避けていたことが、米に報告するや合憲に転換です。
トンデモ解釈長距離ミサイル
浜田靖一防衛相=Wikipediaから
30日の衆院予算委員会で、安保3文書に明記された敵基地攻撃能力について公明党・浜地雅一議員への答弁。「性能上(ミサイルの)相手国の国土の壊滅的破壊にのみ用いられる攻撃的兵器は自衛のための必要最小限度を超える」としましたが「スタンド・オフ・ミサイルは攻撃的兵器と異なり、憲法、専守防衛基本方針のもと許容される。自衛のため必要最小限度の範囲を超えるものではない」としたもの。
この解釈、これまで共産党の山添拓議員が「攻撃的兵器に該当するのか」と問い正したことに「個別具体的な装備品について、検討の有無を含めお答えできない」と回答していませんでした。
ところが、今回の公明議員への答弁は、先日米国に敵基地攻撃能力の保有を報告したとたんにこの合憲への転換です。いかに岸田政権がデタラメ、国会軽視であり、米国追従であるかを明確に示したものです。
岸田首相は歴代自民党政権で最悪の軍拡主義者です。これに加えて浜田防衛相です。
浜田靖一防衛相と言えば、多くの人の記憶にあるだろうハマコーこと浜田幸一の息子です。この筋を辿れば、統一教会工作員の笹川良一、児玉誉士夫や、かつて読売新聞の社主正力松太郎とつながっていきます。さらにこれが兵器を買うという関係につながる
解散総選挙でさらに悪政権に
のです。
このような浜田靖一防衛相ですから、米国からトマホークを買い、専守防衛を主張するなど当然の流れといえることです。
岸田政権ほど酷い政権は戦後の自民党政権の中でもありません。歴代政権が出来なかったことを合憲と都合よく、勝手に解釈し、大軍拡に向かって暴走を続けているのです。
こうしたことは、自民一強になっていることが背景にあります。国会での数(議席数)の力によって、なんでも出来るということを、安倍政権、菅政権を通じて完全に身につけたことです。このような岸田政権のもと、今の日本には憲法など存在しないも同然になっています、
このような自民一強を生み出したのはかつての民主党政権なのです。そんな政党の議員を寄せ集めた立憲民主党が野党第一党では、自民党政権を崩すことなどできません。今後の選挙で多少議席を減らすことがあっても、今度は日本維新の会との連立によってさらに凶悪な政権が続くことになります。
岸田政権の支持率はすでに、政権崩壊の危険域にあります。しかし、岸田政権が崩壊しても、さらに危険な政権が出来るでしょう。数の力があればどんなことでもできるということが政権を狙う自民党議員に根づいているからです。
数の力が、自民党議員すべての考えを変えてしまったことです。こうしたことから、岸田政権が崩壊しても、新たな自民党政権ができるだけで状況はさらに悪化するだけです。今、総選挙を叫ぶことはその危険を早めるだけです。
道しるべ 安保関連3文書の改訂によって、我が国の米軍との戦略一体化が明確になっています★これまでの解釈は、敵基地を叩くような攻撃兵器は専守防衛の範囲を逸脱するものとされてきました。それが、3文書改定によって完全に覆されたのです★しかも、今月欧米5カ国を首相が訪問した際、米バイデン大統領とのトップ会談で、敵基地を攻撃する反撃能力保有や防衛費の大増額を伝えています★帰国後の衆院予算委で、それまで回答を控えていたトマホークによる攻撃を合憲に転換したのです。まさに米国主導での岸田政権の危険さが現れたものです。
ココちゃんで~す
ココちゃんたち、また大阪城見てきたワン 😀 😀
大阪市中央区・ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です