
ー220ー 大阪史跡碑めぐり ♠12♠

二ッ井戸跡 くらわんか舟跡

二ツ井戸跡
大阪市中央区日本橋1-12-10
1634年ごろから設置されていた、石の井桁の真中を石で仕切った2つ並びの井戸です🤗
当初、道頓堀の東、堀止めにあり、二ツ井戸の水は現在も釣鐘町に残る「仁政の鐘」の鋳造や天王寺村銭座に用いられたとされています。
1889(明22)年、に道路の整備で埋め立てられ、現在の道頓堀一丁目東3-23)にあった粟起し屋の津の清が井戸枠の払い下げを受け店頭に移設しました😮

二ツ井戸跡
移設時に井戸が掘削されましたが、1923(大12)年、日本橋3丁目に松阪屋大阪店(現在高島屋東別館がある地)建設によって水が枯れました😫
1945(昭20)年の大阪大空襲で、御影石の井戸枠は修復不能になるほどに破壊されました😫
1952(昭27)年に二ツ井戸の井戸枠を復元、「二ツ井戸旧蹟碑」とともに2000年まで存在。2012年に高津地区まちづくり推進協議会が、つのせ店頭にあった銘板・標柱と、約85%の大きさに模造された井戸枠が現在地に設置されました😀

くらわんか舟碑
大阪府高槻市柱本
淀川堤防にあります🤗

くらわんか舟碑
1615年の大坂夏の陣で、徳川方に協力したことで、淀川を上下(今の高槻市と枚方市)する舟に食べ物を売る特権を与えられた舟です😁
これによって繁盛したのは枚方市側とされています😮