
2023年1月28日 第570号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
1月28日
第570号
編集・ココちゃん
悪質でも印象操作でもない
赤旗 党首公選出版記事で文春批判
会見求めているのは委員長
広報部や紙面ではない
日本共産党広報部が、「週刊文春」の記事に対し「悪質な印象操作」と批判していますが、共産党こそ自身を正当化する悪質な印象操作と言わざるをえません。文春は、志位和夫委員長そのもの見解を求めているのであって、しんぶん赤旗に掲載された編集局次長や広報部の見解ではありません。このような場合、委員長自身の口から見解を聞こうとするのは取材のイロハのイであり、文春の姿勢は極めて正当であり、理にかなったものです。
直接聞くのは取材のイロハのイ
しんぶん赤旗(記事とは関係ありません)
共産党広報部は週刊文春がしんぶん赤旗に申し入れしたことを同紙に掲載していますが、全くの筋違いであり、しんぶん赤旗を読んでいる党員・支持者、その他の購読者をミスリードするものであり、悪質です。
党広報部は、頭っから「党幹部への取材要請もまず党広報部にお願いしたい」「これはどのメディアにもお願いしている」などとして正当化していることです。
「前回も今回も委員長宅に押しかけた直接取材が行われているが、集合住宅でもあり迷惑なのでやめてほしい」とも言っています。ですが、これとて、正当なものとは言えません。なぜなら、広報部を通しても、志位委員長が出てこないことが明らかだからです。
と、なれば、直接委員長の自宅を訪ねるしかありません。自宅を記者が訪ねることは取材において特異なものでありません。広報部は「集合住宅でもあり迷惑なのでやめてほしい」としていますが、どれほどの迷惑がかかるのでしょうか。強盗とかではなく、明らかに取材とわかるのですから室内に入れて対応できるはずです。そうすれば近所への迷惑にはなりません。
こうしたことをせずに取材の文春を批
党の見解は信用できぬ
判することこそがおかしなことです。文春に「逃げている(志位委員長は)」と書かれて当然です。
共産党側は「しんぶん赤旗」の藤田論文についても「党の中央機関紙であり、党の見解をのべたものです」としていますが、これは党の見解であっても志位委員長の見解ではありません。党の見解が志位委員長の見解というなら、日本共産党=志位和夫委員長ということになります。
だいたい「党の中央機関紙であり、党の見解」とすることにも矛盾があります。なぜなら、党中央が読者に知られたくないことを隠すための媒体にもなっているからです。
決定的な実例をあげると、党中央委員会が、埼玉県草加市の共産党草加市議団を党中央の権力でもって弾圧排除したことがあります。この案件は、党内の強制わいせつを隠蔽した党中央委員会に、党市議団が抗議したことで、逆に分派活動をデッチあげて処分したことです。
この時、党がやったことは、下級の地区委員会に事実と異なる見解を発表させ、それをしんぶん赤旗に掲載。後は一切報じることなく、完全幕引きを図るという悪質・卑劣きわまりないことをやっているのです。
そんなしんぶん赤旗の見解が党の見解だと主張すること自体かなりの無理があります。こうしたことをもってしても、文春が直接委員長宅を取材で訪れたことは極めて正当であり、理にかなったものです。
それにも応じずなのですから「逃げている」と記事に書かれるのことは当然すぎるほど当然と言えるものです。
道しるべ 日本共産党広報部が、週刊文春の志位委員長への取材で「要請は党および志位委員長の見解をという要請ですが、委員長の意見もふまえて、党広報部としてお答えします」と、一見まともに聞こえますがとんでもありません。手のいい「逃げ」でしかありません★なによりも、日本共産党は、自分らの考えは絶対、中央委員会の方針は絶対的という考えです。国民に対しては他の政党にはない第一級ですが、党内部においては極めて問題多しです★それが、今回、文春が党首公選を訴える本を現役党員が出版したことを巡って委員長見解を求めた取材です。
ココちゃんで~す
うわーい、橋の上を電車が走ってるワン 😀 😁
淀川・長良橋からザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です