
2023年1月21日 第563号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
1月21日
第563号
編集・ココちゃん
米軍機原発上空飛行
愛媛県の四電伊方原発真上
岩国基地所属空中給油機
真上など6回の飛行確認
米軍岩国海兵隊基地(広島県)所属の空中給油機KⅭ130Jが、愛媛県、四国電力伊方原発上空を6回もの飛行を繰り返していることが判明しました。飛行監視アプリによる米軍監視活動でのものです。
原発上空は、航空法によっても飛行が禁止されている空域です。さらに、1999年の日米政府の合意で、米軍機についても「原子力エネルギー施設や民間空港などの場所を回避する」と取り決めをしているにもかかわらずの原発上空の飛行です。
米軍機監視活動で判明
米軍岩国海兵隊(同基地ホームページから
飛行監視アプリ「フライトレーダー24」の米軍機監視活動によるもので、22年12月21日午後12時20分から1時間30分にわたって、米海兵隊岩国基地所属の空中給油機KC130Jが、高度約4500㍍で伊方原発真上、500㍍以内を少なくとも6回の飛行していたのです。
監視アプリで確認した・低空飛行を監視する会の川上哲夫さんは「これまでも米軍機は伊予灘上空を飛んだが、伊方原発から数キロ以内には近づかなかった。こんなに近くを飛行したのは初めて」としています。
川上哲夫さんは、事態を重視し、日本共産党愛媛県田中克彦県議、同林紀子県委員長らとともに中村時広愛媛県知事に、米軍機の伊方原発上空の飛行禁止を米軍に求めるよう、政府に要請しました。
要請の中で、林県委員長は「低空飛行も問題だが、今回は伊方原発上空の飛行であり、質的に違う
日本を見下した姿勢だ
危険な飛行だ」としています。
川上さんらの要請を受け、県総務管理課の大野智広係長は、「国を通じて米軍機かどうか確認中だ」とし、「事実であれば、危険で県民に不安を与える飛行。原発上空を飛ばないよう国を通じて要望したい」と答えています。
今回の川上さんの監視活動で判明した原発上空の飛行ですが、伊方原発空域では、1988年6月25日、伊方原発付近に米軍ヘリが墜落しています。このような前例があるのに、米海兵隊の原発上空の飛行など断じて許されることでありません。
原発上空の飛行は、航空法第80条と航空法施行規則第173条に規定されています。飛行禁止区域や飛行制限区域を設定しているのです。
飛行禁止区域等は、国土交通省告示(官報等に掲載、各航空機関において共有)があります。急を要する時にはNOTAMにより公告される場合があります。
こうしたことの他、飛行禁止区域等と別に、制限表面にかかわる規制、民間訓練試験空域(航空法)、自衛隊・在日米軍の陸上、洋上の射爆撃場にかかわる制限区域、試験航空空域、米軍制限空域(横田空域など)があります。
今回確認された伊方原発上空の飛行は、こうした規制などを完全に無視した乱暴きわまりないことで、米軍が日本を米の従属国くらいにしか考えていないことの現れであって、この面からしても容認、許されることではありません。
米国本土でこのような原発上空の飛行は禁止されているのに、それを日本でやっているのです。頭っから日本を見下した姿勢です。
道しるべ 原発が起こす事故の怖さは、多くの事故と比べて一過性のものでないところです。ひとたび事故が起これば、長年に渡ってその地に住めなくなることです★それがあの福島第1原発の事故です。未だに生まれ育った故郷に帰れない人がいるのです。福島の事故は、起こるべきして起こった事故に疑問はありません★ですが、米軍海兵隊の伊方原発上空飛行は意図的に事故を起こすような行為と言っても過言でないほど悪質なものです。自国ではないから何をやってもいい。日米地位協定があるから何をやっても許されるとの考えが根強くあるようです。 年金
ココちゃんで~す
今日のおやつはパフェとメロンだワン 🥰 🥰
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です