
2023年1月11日 第553号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
1月11日
第553号
編集・ココちゃん
自民に1億6620万円献金
軍需産業上位企業10社
政府調達額の61%
政治資金報告書で判明
軍需産業の上位企業10社が自民党に1億6620万円の政治献金をしていたとしんぶん赤旗が報じました。21年度政治資金収支報告書を調べてわかったもので、政府が調達した金額の61%が政治献金として還流されたことになります。
最多は三菱重工3300万円
三菱重工大阪支社=ザウルスちゃん撮影
軍需産業の上位企業10社の政治献金は、自民党の政治資金団体・国民政治協会へのものです。
調達額は、防衛装備庁発表の「中央調達の概況」からのもので、これを、政治資金収支報告書に記された額と照合したものです。
献金額で最も多いのは三菱重工で、契約受注額も最大の4591億円です。しか
も、前年度より1500億円も多くなっています。このような政治献金実績を政権党である自民党政権が評価しているともとれることです。
政府調達総額は1兆8031億円で、三菱重工は25・5%を占めています。
次いで多いのが日立製作所の4000万円、三菱電機2000万円です。このあと、SUBARUが1700万円、日本電気、富士通がともに1500万円、IHI1000万円です。
軍需産業は、自民党にとっては金づるであり、そのための軍拡である側面もあるものです。年末に決めた3文書改定による軍拡路線も、当面は米国からの調達になっていますが、「開発」の名目で日
大軍拡の一面は政治献金目当て
本の軍需産業に支出(歳出)されるものは将来的に日本製に切り替えるためのものです。一例を上げれば12式地対艦誘導弾。これの射程を延ばす「改良型」、この開発に23年度予算に338億円を計上しているなどがあります。
この対象になっているのが三菱重工です。射程を現在の百数十キロから1000キロ超に伸ばすものです。この他、音速を超えて地上目標を攻撃する「島嶼防衛用高速滑空弾要素技術」、マッハ5以上で飛び、軌道を自在に変えられる「極超音速誘導弾要素技術の研究試作」納入などが含まれているのです。
これまで、自民党への政治献金実績に対する見返りでもあり、持ちつ持たれつの構造が出来上がっているのです。
こうしたことは、三菱重工に限らず、軍需産業で自民党に政治献金をする全ての企業にあてはまることです。報道されたものは、21年度のものですが、このようなことが今後、3文書改定でさらに強化・加速されることです。
岸田政権が、かつてない大軍拡を進めることの裏には、単に米軍の戦争に加担するというだけでなく、国内の軍需産業から多額の献金を見込んでいることなのです。
こうして改定された3文書に沿った最悪の大増税。岸田政権は、財源について明確にしていません。間近にある統一地方選を意識したものに疑問の余地はありません。
ですが、岸田政権は、確実に多くの国民を対象にした増税や、社会保障の削減を狙っていることは確実です。付け加えれば、軍需産業を潤わせ、多額の政治献金が自民党の懐に入ってくること狙ったものなのです。
道しるべ 軍需産業から自民党に入る政治献金、他産業の企業と比較しても金額が大きいものです。なにしろ三菱重工1社で3300万円も入って来るのです★こんな金づるはそうざらにはありません。政治献金をなくすなどの欺きで導入・制度化された政党助成金との二重取りです。こんなことが許されていいはずがありません★ですが、日本人はなんと寛容なことか、この政党助成金に「非」を唱える人は一部に限られていることです★そんな国がら、国民性ですから、軍需産業を金づるにするようなことにつながり、歯止めのない危険な大軍拡につながるのです。
ココちゃんで~す
うわ~い今日のおやつイチゴとソフトだワン 😀 😀
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です