2023年１月10日 第552号
ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
1月10日
第552号
編集・ココちゃん
辺野古警備、１日2132万円
馬鹿げた税金の無駄遣い
抗議行動への弾圧
工事開始以来で661億円
美(ちゅ)ら海の自然を破壊し、普天間の危険をなくすどころか、戦火を呼び込む新たな軍事基地でしかない辺野古新基地工
事で、警備に一日あたり２１３２万円もの国民が収めた税金が投じられています。工事が始まってからの警備費は６６１億
円にも上っています。基地工事に反対する住民らへの弾圧にほかならないものです。
軍事のための自然破壊
造成中の辺野古新基地＝沖縄県のホームページから
こうした警備費の投入額は、しんぶん赤旗の防衛省沖縄防衛局への取材で分かったものです。
同紙の報道によれば、２０１４年に工事が開始されて以来の９年間の総額は６６１億円にもなります。
この報道にはありませんが、辺野古新基地の警備で、海上警備を手掛けているのが東京のセントラル警備保障。同社は、警察官僚の天下り先でも知られる警備会社です。それだけでなく、沖縄県管理の金武湾港を県の許可を得ずに無許可で使用する問題を引き起こすなどしています。警察官僚が上層部にしめているからなのか、このような無法なことまでやっているのです。
辺野古新基地の警備は、海上、陸上などの部署で担当警備会社が異なります。テイケイ警備保障、綜合警備保障などの東京大手が手がけています。
14年７月から22年12月26日までの契約金額は総額約６６１億円です。このうち、陸上警備が13件約３５７億円、海上警備は９件約３０４億円です。これらを単純に計算しても、１日あたりにすると約２１３２万円にもなり
工期延びれば警備費も増える
ます。
警備に関わる税金投入はこれだけではありません。大浦湾での埋め立て工事契約でも警備業務が加わっています。那覇防衛局は同紙の取材に「工事全体の金額から警備業務に係る金額を正確に示すのは困難」としていますが、相当(警備に)する金額は約１５９億円だとしています。
こうした額を警備費全体に含めると、全体の警備費は更に大きくなり、１日当たりの額も大きくなります。
しかも辺野古新基地の工事は、工事計画海域で軟弱地盤が見つかり、地盤改良を余儀なくされています。ですが、これには設計変更が必要ですし、沖縄県は設計変更を認めていません。そればかりか、こうした軟弱地盤を改良するためには、７万７０００本もの砂杭を海底に打ち込まなければなりません。
辺野古新基地の当初の計画となったボーリング調査では、海域は最深で70ｍでした。ところが港東側Ⅽ１護岸下海底60ⅿに軟弱な地盤が見つかったことです。最深で90ⅿになるのです。
この深さになる地盤改良の前例がなく、国内にその作業船がありません。その面積が65㏊と、東京ドーム５・25杯分にもなるのです。それが全区域の４割にあるのです。こうしたことから工費そのものも見直され、当初の３５００億円から９３００億円と大幅に膨れ上がっています。工期も４、５年長くなります。それでも、軟弱地盤が解決されないかぎりまともな基地ができるはずがなく、完成後に間違いなく地盤沈下を引き起こします。
工期が延びれば、弾圧のための警備費も増えるのです。
道しるべ 沖縄県の県民の宝でもある美ら海を破壊して続けられている辺野古新基地の工事での警備。警備に名を借りた反対するものへの弾圧そのものです★沖縄の自然を破壊した上、国民が収めた血税を使っての弾圧など許されることでありません。政府は事あるごとに「普天間(飛行場＝基地)の危険を取り除く」としていますが、完全な新基地を作るための言い訳でしかありません★普天間の危険を取り除くのであれば、普天間基地を無条件に即時撤去させることです。これまでに機会あるごとに言っていますが、普天間は国際条約に反する不法占有なのです。
ココちゃんで～す
うわ～い今日のおやつは高級チョコだワン 😀 😀
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
大阪のうめ吉 