
2023年1月6日 第548号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2023年
1月6日
第548号
編集・ココちゃん
戦没者への冒とく
激戦地の土砂、埋めて立てに使うな
辺野古は戦争の為の基地
国、どこまで県民の思い踏みにじる
辺野古新基地のための埋め立てに、沖縄戦跡国定公園内にある米須鉱山で土砂採掘が始まろうとしています。同地域は、沖縄戦の激戦地となった地で、今に至っても遺骨が見つかることがあります。多くの人が血を流し死んだ地の土砂を戦争の為の基地を作る埋め立てに使うなど、戦没者への冒とくでしかありません。県当局が、採掘を認めたこと自体がおかしいのではないか。
今でも遺骨が見つかる地
沖縄県糸満市米須の土砂採掘予定地=週刊「女性自身」
同地域での土砂採掘に、沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」などが反対し、4日に「戦没者遺骨の尊厳を守る集会」が開かれました。
そもそも、沖縄県当局が採掘を認めたことがおかしいのではないか。
沖縄県は採掘業者が提出した書類に不備がなかったので認めたとしています。だが、果たしてそれでよいのでしようか。
同地域は国定公園エリアです。国定公園は、指定そのものは国(環境省)ですが、国立公園の管理が国であるのに対し、都道府県の管理になります。このため、今回のようなケースでは沖縄県が認可・許可をすることになります。県が届出書類に不備がなかったので認めたということですが、背景には私権制限のハードルがあったことも見て取れます。
とは言え、これで土砂採掘・搬出がすべてクリアされたことでないこともあります。採掘した石の搬出道路や一時保管場所の一部は、農業振興地域の整備に関する法律で「農業振興地域」にあることです。農地以外で採取した土砂などを利用す
多くの人が血を流した地
るには農地以外での利用となります。これには、農地法に基づき3年の期限で開発が認められますが、「一時転用許可」が必要です。
まだ許可が必要な
案件あるが
しかし、沖縄県はこの許可をしていません。この他にも、必要な許可がされていない案件もあり、まだ阻止できる余地が残っていることにはなるのですが、果たしてその許可を出さずに済むのかの課題があります。
それにしても、おかしいのは環境省が何も行動を起こさないことです。辺野古新基地を作るための埋め立てですから、相当の土砂を必要とします。土砂はここからだけではありませんが、現地米須の形状がかなり破壊されることが確実です。
役割果たさぬ
環境省の姿勢
毎度のことですが、このようなことに環境省が問題視しないなど、何のために環境省が存在しているのかということになります。埋め立てが進められている大浦湾から、ジュゴンが姿を消したこともそうですが、環境省は国の行政機関として全く役割をはたしていないことです。
問題は、沖縄戦の激戦地からの土砂採掘です。業者は土砂ではない琉球石灰岩だと言い張り、遺骨が出てくれば対処するとしていますが、コツコツと手作業で採掘するわけでなし、遺骨があっても、見つけられる可能性はかなり低いものです。結果的に埋め立てられてしまうのです。
遺骨があるないではなく、多くの人が血を流した地の土砂を埋め立てに使うことが問題なのです。
道しるべ 戦争で犠牲になった人たちの血が染み込み、遺骨が混じる土砂、戦争の基地を作るための埋め立てに使うな。県民が、戦没者の尊厳を売り渡すようなことをしてはならない――沖縄戦遺骨収集ボランティア・ガマフヤー具志堅隆松代表の言葉です★沖縄県で今、戦没者を冒涜するようなことがおこなわれようとしているのです。米軍の戦争の為の辺野古新基地を作る埋め立てにそんな土砂が★そこまでして造る必要のない基地です。政府は普天間の危険をなくすためを口実にしていますが。やるべきは、違法占有している普天間基地の無条件即時撤去です。
ココちゃんで~す
今年初めての撮り歩きに行ってきたワン 😉 😉
遠くの公園にカモメさんがたくさんいたワン 😀 😲
旭区、城北公園・ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です