
ー195ー 大阪市舞洲スラッジセンター

大阪市舞洲スラッジセンター
大阪市此花区北港白津2丁目2-7

大阪市舞洲スラッジセンター
敷地面積は33,900㎡
地上6階、地下1階
建築面積 約17,000㎡
延床面積 約40,000㎡

大阪市舞洲スラッジセンター
ここで、汚泥を溶融設備を用い、1日に750トンを処理
脱水設備では1日300㎥の処理です

大阪市舞洲スラッジセンター
ここの設備は集塵装置、脱硫装置、脱臭装置と高さ120mの煙突があります
このセンターのデザインはオーストリアのフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏によるものです

大阪市舞洲スラッジセンター
一見して、遊園地のようにみえますが、人工島舞洲(まいしま)にある大阪市の汚泥処理施設です
汚水を処理するときに発生する汚泥を、ここで濃縮→消化→脱水→溶融又は炭化しています

大阪市舞洲スラッジセンター
消化は汚泥を安定・減量化して、汚泥を脱水・溶融又は炭化に処理。これを低コストで行うための処理です。
大阪市は独自の消化技術を開発、汚泥を半分程度に減量しています

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消化槽で発生した消化ガスはメタン(CH4)を多く含んでいることから、発電や消化槽の加温する温水器の燃料として利用されています

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溶融では脱水した汚泥ケーキを1,200度~1,400度で燃焼、溶融炉で生成する溶融スラグは埋戻し材等として有効な利用をしています。

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炭化では脱水した汚泥ケーキを固形燃料化にして、石炭の代替燃料として火力発電で全量を有効利用です