
2022年12月30日 第541号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
12月30日
第541号
編集・ココちゃん
理解できぬ高橋被告保釈
賄賂1億9800万、8000万円で保釈
これではやり得だ
地検がようやく追い詰めたのに
東京五輪・パラリンピックでの汚職、受託収賄で起訴された元大会組織委理事高橋治之が、8000万円の保釈金を現金で納付し保釈されました。東京地裁による決定で、これにより、被告が東京拘置所を出所しました。東京地検がようやく追い詰めた被告を、収賄額の半分にも満たない保釈金で保釈するなど、あってはならないこと。地裁は、逃亡、証拠隠滅の恐れがないとしていますが、それで良いのか。こんなことでは、金のあるものがやり得になってしまいます。
保釈「法の下の平等」に反する
東京地裁が入る庁舎=Wikipediaから
釈放とは異なり、裁判で有罪が確定すれば刑務所に入りますが、たとえそれまでの間だけとはいえ、この間をぬくぬくとした生活をおくれるわけですから、保釈金など用意できない被告との不公平感があります。
いくら、法令によって、保釈請求をされれば裁判所は、逃亡、証拠隠滅の恐れがなければ認めなければならないとされているとはいえ、これは明らかに「法の下の平等」に反することではないでしょうか。
悪いことをやっておいて、保釈を請求する方もする方ですが、なんとも解せないことです。だいたい、法令で認めなければならないとされているとはいえ、裁判所が最高法規でもある憲法にある「法の下の平等」に反することを認めること自体がおかしいのではないでしようか。
どうして「法令で認められていても、最高法規の憲法が認めていないことを認めるわけにはいかない」とできないのでしようか。これでは、最高裁に至るまでの、裁判所の
作られた、利権・汚職の構造
独立性を損ねてしまうことになりかねません。
しかも、被告は、起訴内容を否認しているではないか。だから、地裁は保釈したとでもいいたいのでしょうか。確かに、地検に起訴されたから、それが100%有罪として確定するわけでありません。中には、完全に無実ということもあるでしょう。こうしたことから、罪が確定するまでは「推定無罪」の扱いなのでしょうが、それは良いとしても、案件、状況によりけりです。
高橋被告の場合、果たして「推定無罪」が通用するものでしょうか。状況証拠からしても真っ黒の有罪事案です。こんなことがまかり通れば、人を殺しても逮捕されなければ罪にはならないことになってしまいます。
東京オリ・パラは、誘致の段階から、利権に群がる構造が出来ていたことです。ですが、それを解明することもなく、「コンパクトな五輪」を掲げて突っ走ったことです。7340億円の経費でオリ・パラを開催としたのです。それは真っ赤な嘘で、最終的には関連経費の合計は約3兆6800億円。実に 5倍以上にもなり、完全な汚職の構造を作り上げたことです。
この関連経費を含めた合計が約3兆6800億円の経費というのも、つい先日、会計検査院の調査で明らかになったものです。
高橋被告は、悪名高い電通の出身です。このような人物が組織委員会の理事になっていたのですから、収賄のような事案が起きて当然と言えるものです。
五輪経費の膨張を無視し、利権や汚職の構造が作られ、その中に出てきたのが高橋被告。推定無罪などと言える人物ではないのです。
道しるべ
東京五輪・パラリンピックを巡り、受託収賄で逮捕・起訴された高橋治之被告が保釈されました。★東京オリ・パラでは、この受託収賄にとどまらず、談合も発覚。巨大な一大イベントは、国民の反対を押し切り「国策」として強行されました。格好の利権・収賄のターゲットとなったのです★それが、高橋被告であったわけです。しかし、問題はこれだけではありません。東京都が、開催前に知らぬ顔をしておきながら、組織委が解散されてからの調査です。組織委員会には100人を超す職員が派遣されていたのです。不法行為を推奨するようなことです。
ココちゃんで~す
うわ~変わったビルだワン 😀 😀屋上にドンブリがのってるみたいだワン 😲 😲
大阪市中央区・ ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です