
2022年12月27日 第538号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
12月27日
第538号
編集・ココちゃん
米製兵器爆買い1兆4768億円
安倍政権どころでない、岸田政権
安倍政権の2倍超え
米国軍需産業に巨額利益
岸田政権が、戦争する国、出来る国を目指す軍事国家に向けて一直線に突き進んでいます。米国製兵器の爆買いが、過去最高となった安倍政権をはるかに上回る2倍超え、1兆4768億円の予算が23年度当初予算に組まれています。
軍事国家へ一直線
イージス艦こんごう=Wikipediaから
これはもう安倍政権どころではありません。この爆買いは、米国政府の武器輸出制度としての有償軍事援助(FMS)に基づくものです。
この米国の制度は、兵器購入は、米国が価格や納期、契約解除まで一方的に決定できる枠組みになっており、価格が米国内より割高になっているのです。
このようなことになっているのに、日本は米国から兵器を調達しているのです。言い換えれば、米軍が安い価格で兵器を調達できるように配慮した仕組みということです。
米軍に配慮
米製兵器の調達
日本は、その米軍に配慮して米国製兵器を購入していることになるのです。もちろん、これは軍拡であり、国産の兵器を購入すればよいというものでありません。このような兵器調達などはやめるべきことなのです。
国内において、軍需産業は、三菱重工など、政権党と深く関わりをもつ企業が多く、政権党として見返りを求められる企業なのです。
こうしたこともあって、米国製兵器購入一辺倒ではなく、国内軍需産業に「開発援助」の名で国家資金が投じられ、国産兵器の開発が進められていることも見過ごすことができないもの
軍拡に反発する周辺国
です。
岸田政権としては、日本独自の兵器開発という前提に立ち、当面の対応として米国製兵器の爆買いということになるのですが、軍事国家、戦争する国家、出来る国家を目指していることに変わりがないものです。
周辺国が
自国軍拡の口実に
このような軍拡は平和の維持に貢献しないばかりか、他国、特に日本の周辺国に脅威を与え、その国の軍拡の口実にされることにもつながるのです。
現に、防衛と称する3文書の改定では、中国や北朝鮮がかなりの反発をしていることです。そうした3文書を現実のものにするために出てきたのが23年度に計上された軍事予算なのです。
継戦能力保有
こうしたことで購入する兵器の最たるものは巡航ミサイル・トマホークです。主に南西諸島方面の軍事要塞化を企てた購入で2113億円もの金額を計上しているのです。
トマホークは、改修すればイージス艦や、潜水艦からも発射できるようになります。陸上からだけでないのが特徴のミサイルです。しかも射程が長く、中国、北朝鮮本土を標的にできる攻撃兵器です。
このような、明らかに先制攻撃になりうる兵器の大量導入なのです。しかし、これでもいざ戦争を引き起こせばこのような保有では全く足りません.こうしたことも見通し、岸田政権は、継戦能力を維持するため、自衛隊の弾薬費を 4倍以上も計上しています。これには、単なる弾丸だけではなく、トマホークなどのミサイル本体も含むものです。
道しるべ
岸田政権が突き進む軍拡のための爆買い。FMSに基づくものですが、そもそもこのFMSなるものは、未納入の兵器や精算金未返還などが相次ぎ、政府内でも見直しが出ていました★岸田政権は、それを簡単に棄ててしまったことです。そんな事案より、とにかくアメリカを喜ばせ、米産兵器を購入する、それも爆買いという道を撰んだのです★国民が収めた税金が無駄遣いになるだけではありません。兵器のための建設国債発行で次世代に大きなツケを残し、さらに米軍の戦争に巻き込まれ、国土を、国民を戦火にさらす危険がはらんだものなのです。
ココちゃんで~す
うわ~い、お船だワン 😀 😀
みんな楽しそうだワン 😀
大阪市此花区・ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です