
2022年12月2日 第513号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
12月2日
第513号
編集・ココちゃん
特捜動いた「赤旗」報道
薗浦議員を東京地検が捜査
報告書に記載せず
パーティー開催、講師は甘利元幹事長
東京地検特捜部の捜査で、薗浦衆院議員が開いた記者会見で、報道陣からの質問が相次ぎました。言い逃れる議員に「赤旗報道はずっと前だ」と指摘されるまでに追いつめられています。特捜が動いたのは、秘書を逮捕するためでなく、本丸の議員逮捕です。特捜が捜査に動いたということは、議員逮捕に確信をもっているからです。
「赤旗」報道→大学教授告発
薗浦健太郎衆院議員=衆議院ホームページから
地検特捜部の捜査は、自民党の薗浦議員の政治団体が、複数の政治資金パーティーでの収入を過少に政治資金収支報告書に記載した疑い。その額は4000万円にもなる可能性です。
会計責任者の公設第1秘書は過少記載を認めています。過少記載を独断でやっても、秘書には何のメリットもありません。間違いなく薗浦議員が指示してのものでしょう。
この薗浦議員の疑惑を炙りだしたのはしんぶん赤旗日曜版です。同紙21年3月21日号が報じたものです。この報道によって、同年9月28日に神戸学院大学の上脇博之教授が、薗浦氏らを政治資金規正法違反の疑いで東京地検に告発したものです。当時の赤旗日曜版の報道は、都内の高級ホテルとされるザ・キャピトルホテル東急において19年4月3日開催のパーティー「そのうら健太郎と未来を語る会」が、薗浦議員の関連団体の政治資金収支報告書に記載されていないことを指摘しています。闇パーティー疑惑としたものです。この時のパーティー講師は自民党の甘利明元幹事長だったことも報じています。
ところが、日曜版の報道後、薗浦議員は自身の資金管理団体・新時代政経研究会の収支報告書をわからないうちに訂正しています。パーティーで得た収入を162万円としているのです。このような工作をしていながら、特捜部の捜査報道が出た後の記者会見で「チェックが不十分だった。こんなことになっているとは思わなかった」などと言い逃れをしていることです。
しかも、しんぶん赤旗記者の「なぜ不記載が起きたのか」の質問に「昼食会みたいな形で開いたので、パーティーと認識していなかった。修正するときに(秘書から)聞いた」と
疑惑を報じる「しんぶん赤旗」日曜版21年3月21日号
言い逃れです。収支報告書不記載は、資金管理団体・新時代政経研究会、そのうら健太郎後援会でのもの。それぞれの代表者は、新時代政経研究会 が薗浦議員本人。後援会は別の男性が代表。会計責任者はともに公設第一秘書です。薗浦議員は自身の関与を完全否定しています。
そんなことは全く信じられないこと。これは特捜部も同じはず。だからこそ捜査に着手したのです。特捜の捜査は今秋に始まったとされていますが、それまでに何度も検討が重ね、逮捕できると確信を得たはずです。
収支報告書不記載は、不記載そのものだけではなく、どうして多額の金を不記載として隠したのかにあります。やましいことに使うのでなければ隠す必要など全くないわけです。当然ながら、ここで考えられるのが選挙での買収資金にしたということでしょう。自身の懐に入れたなどとは考えにくいことです。
隠された金が買収に使われたとなればさらに問題が大きくなり公職選挙法の買収事件に発展することになります。
道しるべ
今回の薗浦衆院議員に関わる東京地検特捜部の捜査で、一般新聞(商業新聞)は、「一部報道が薗浦資金問題を報じたことを受け」などとしていますが、このような報道としての記述はいただけません★ここで言う「一部報道」とはまぎれもなくしんぶん赤旗日曜版のことなのです。共産党が発行する機関紙だからとして新聞名を伏せる必要があるのでしようか★報道機関を自認する商業新聞として政党機関紙が特捜を動かしたことへの負目があるからでしようか。だとすれば、赤旗が報道したすぐに引用なり後追いなりして報じる手はあつたはずです。
ココちゃんで~す
今日のおやつはチョコケーキとクリームソーダだワン 😀 😍
好きなの選んでいいんだワン 😘 😘
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です