公明党、平和より与党維持

2022年12月1日  第512号

ココちゃん通信

  発行人      

大阪のうめ吉     

2022年    

12月1日    

第512号     

編集・ココちゃん  

公明党、平和より与党維持

公明の素顔 ”保身”の選択   

敵基地攻撃能力実質合意      

「反撃能力」言葉換え欺き    

公明党が、政府が企てている戦争する国へつながる安全保障関連3文書に「敵基地攻撃能力」を明記することに実質合意です。30日におこなわれた国家安全保障戦略実務者協議でのこと。公明党は、わが国の平和より、与党としての席を維持することを選択したと言えるものです。しかも、「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」という言葉に言い換え、国民を欺くことに異論も出さずじまいです。これが公明党の真の姿・素顔です。

改定3文書に「敵基地攻撃能力」   

   

山口那津男公明党代表=Wikipediaから

改定はまだ協議の段階ですが、この通りになることは間違いありません。      
年内にまとめるものです。これによって、わが国の軍事は、専守防衛から大きくはみ出す大転換となります。               
 岸田政権の方針が攻撃に傾斜しており、相次ぐ北朝鮮のミサイル発射を口実に、一大軍拡に突き進むものです。  
 政府の言い分、主張は現行のミサイル迎撃態勢では防御困難とするもので、軍事には軍事ということに徹底して固執しています。        
 これまでの発射実験で判明している北朝鮮の変則軌道ミサイル、一度に多数のミサイルを発射されたらとしています。このために、敵基地先制攻撃という専守防衛を完全に逸脱したものへの転換です。                           

「攻撃を思いとどまらせる抑止力を高める」としていますが、思い違いも甚だしいものです。こんなことで北朝鮮が「思いとどまる」など小学生の論理です。そんなことで思いとどまる、日本の馬鹿げた考えにしっぽを巻くほど単純ではありません。                              

わが国が今、やるべきことは、先制攻撃の手段を持つことではなく、北だけでなく中国、ロシアもそうですが、緊張を高めるようなことを止めることです。              

                              

核保有を既得権に   

そんな矛盾通じず    

緊張を高めるような米国との合同演習、南西諸島の軍事要塞化、大軍拡路線こそ止めることなのです。            
 わが国や米国はいいが、お前たちはダメだなんて、子どもに言うようなことをしているのが今の日米なのです。                      

しかも、我が国の大軍拡は、完全にアメリカの戦略に沿ったものでしかないことです。核にしてもそうです。これまでの保有国の既得権のように、自分らはいい。他の国は「持つな」なんてこと自体が完全に矛盾したものであり、理屈にもならないことなのです。            

日本は核を持ちませんが、アメリカの核の傘に入っており、理論的には保有国と同じです。                      

3文書を改定し、敵基地攻撃能力を保有することは、相手国の指揮系統を破壊、殲滅させるということでしかないのです。「そんなことはしない」などその場しのぎの言い訳です。指揮系統を破壊させずにどうして敵基地攻撃が可能になるのでしよう。               

北の例を見てもミサイル発射は特定基地からではありません。移動設備や列車などからの発射です。こうした態勢にあるのにどうして潰すことが出来るというのでしょうか。             
                    

3文書改定の危険   

際限ない軍拡競争  

                  

年末までに、3文書改定がされるでしようが、北などが見過ごさないことは明らかです。向こうも先制攻撃の態勢を構築するでしょう。そんな軍事競争にはキリがありません。際限なく軍事競争が続き常に危険に晒し、晒されてのものになるだけです。                   

政府や自民・軍拡を叫ぶ人たちは、NATOの軍事費を持ち出してGNP2%などと言っていますが、これこそがおかしなことです。日本は日本であり、NATOではありません。

道しるべ

政府・自民党は、敵基地攻撃能力を保有することが抑止力だとしています。問題はその抑止力。抑止力という名の軍事力が何をもたらしたか★日本だけではありません、世界がそうなっています。抑止力の引き上げが周辺国の緊張を高め、戦争に至った事例は少なくありません★直近の例をあげればウクライナです。ウクライナはどうしてロシアの軍事介入を許したのかということです★ロシアにとってはいわゆる先制攻撃だったということです。ウクライナは、NATO加盟にこだわっていました。ロシアにとってはそれが脅威だったのです。                    

           

              

         
  ココちゃんで~す     
 今日のおやつはチョコとソフトだワン 😀 😍
12月になったけど、ソフト美味しいんだワン 😘 😘         

             

         

みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね      

みなさん             
おはようございます   うめ吉 

この欄はココちゃんの担当です

公明党、平和より与党維持」に2件のコメントがあります

  1. いつも興味深い情報を感謝します。
    わたくしも日本が軍拡を図るのは消極的な感覚です。それは、過去の敗戦を経験している国だからだと思っています。ですが、ウクライナの抵抗はホロモドールやオレンジ革命を歴史に持っている以上仕方ないと思います。
    彼らは戦争以上に残虐で悲惨な思いをしてきたし、歴史を繰り返さない為にはNATO加盟を望むのは当然だと思うし、戦争の方がマシと思うのも仕方ないな…と思います。
    日本も過去同様、ロシアと中国の共産国家に領土を狙われています。誰も戦争は望んでいませんが、飢えて人肉を貪らなくてはならない状況はもっと望んでいません。だけどこのままではそれを甘んじて受け入れることにならないでしょうか…心配です。

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  2. kotobukiさん、おはようございます。いつも「いいね」コメント有難うございます。感謝しています。
     ウクライナのことですが、ウクライナにホロドモールやオレンジ革命の歴史があることは確かです。オレンジ革命はさておき、ホロドモールのようなことが今果たして起きうるでしょうか。そこに疑問があります。
     やはり今は戦争になるような道を選ぶことは避けるべきだったと思うのですが。クリミアがロシアに併合されている前例はありますが、ウクライナは非同盟中立国の道を歩み、そのうえでロシアにクリミアの返還を要求することだったのではないかと。日本の北方領土を考えれば、容易なことでないことは確かです。北海道で生まれ育ったうめ吉だからこそなおさらそう思うのです。
     ロシアは、国民全部とは言いません。政治で権力を握る者は卑怯な人間であることです。北方領土は敗戦が決定的になった時点で奪いとるようなことをやっているのです。
     ですが、戦争によって取り返そうとすれば全面戦争になることは明らかです。残念ながら、ウクライナはその道を選択してしまったようです。結果、ウクライナの兵士だけでも死者が1万人を超えています。それに民間人の死者。国土は瓦礫の山です。夜も安心して寝られないような状況です。
     ウクライナの軍事予算はGDPですと3%を超えています。それに、ロシアが侵攻してから、米国が供与した兵器は2兆6300億円にも上ります。それでも、国土は悲惨な状況になっているのです。このようなことからしても、何よりもやるべきことは軍事衝突を回避することでないでしようか。
     

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