
2022年11月18日 第499号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
11月18日
第499号
編集・ココちゃん
統一協会、養子縁組斡旋疑い
見せかけ、養子縁組745人と発表
厚労省が調査の方針
協会が斡旋認めるはずない
日本共産党など、野党による国対ヒアリングが国会内でおこなわれ、統一協会による養子縁組を元信者が証言。一方統一協会は、養子縁組は745人と発表し、いかにも養子縁組のあっせんなどにないように見せています。厚労省は調査の方針ですが、相手は統一協会、あっせんなど認めるはずがありません。地検による強制捜査が必要です。
必要なのは強制捜査
統一協会の合同結婚式=Wikipediaから
加藤勝信厚労相が衆院公労委で調査実施を指示した15日の翌日、統一協会は手際よく1981年以降、745人の養子縁組があったと発表しています。そのうえで、「信者同士のつながり、地域の付き合いで決まっている。あっせんなどは一切行っていない。許可を得る必要はない」としています。
地域の付き合いとも言っていますが、一体どこの地域なのでしょうか。一般社会のなかで、統一協会の信者の周囲にそれほど養子縁組を望む夫婦がいるとは考えにくいものです。
国立社会保障・人口問題研究所の15年社会保障・人口問題基本調査で、不妊の検査、治療を受けたことがあるひとや、現在受けている人は夫婦全体で18・2%です。子どものいない夫婦でも28・2%です。これからしても、協会信者が住む一般社会に養子縁組を望んでいるひとが言うほどにいるなど考えられません。話の出来過ぎ感があります。
だいたい、妊娠する前から養子縁組を念頭に子どもを産むなど「あっせん」という実態がなければ考えられないことです。このような、生まれてくる子どもの人格を真っ向否定するようなことが許されるはずがありません。
細かい手続き方法
協会の方針に
養子縁組の制度は、子どもの利益を考えた未成年の子というのが趣旨なのです。統一協会は745人の養子縁組があったとしていますが、完全にこの制度の趣旨に反したものであると言えます。
その裏に、統一協会の方針として法律に沿った手続きの方法を細かく示していることを考えても、あっせんという実態がないはずがありません。この養子縁組み、すべてではないにしても、あっせんであることに疑問の余地などありません。
常識外れの超高額献金や、壺、印鑑、経典などを売りつけることにとどまらず、新たに浮上してきた養子縁組問題は養子縁組あっせん法による、養子縁組制度に反するだけでありません。
児童福祉法の
趣旨にも反する
愛され、保護されること、その心身の健やかな成長及び発達並びにその自立が図られることその他の福祉を等しく保障される権利を有する(第1条)
年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない(同2条)
こうした児童福祉法にも明確に反するものであり、養子縁組あっせんの問題だけではないのです。児童福祉法にも明らかに反するものです。
浮上した養子縁組あっせんについて、厚労省の定義はこうです。
親、子の間をとりもち、縁組成立が円滑に行われるよう第三者が世話をすること。報酬があるないに関わらず一定目的で反復、継続的に行っている場合は、都道府の許可が必要。
「あっせんはおこなっていない。都道府県知事の許可を得る必要はない」と発表どきに示していますが、なんのことない正当性を装ったものにすぎないことです。
道しるべ
新たに、統一協会による養子縁組あっせん問題が浮上してきました★厚労省が調査を指示しました。さらに「都と厚労省の連名で質問書を提示し、回答を求める」と、日本共産党の議員への答弁です★松野博一官房長官は記者会見で「知事らの 許可を受けずに一定の目的を持って反復継続的にあっせんした場合は養子縁組あっせん法に違反」との認識を示しました★統一教会包囲網が出来つつあります。ですが、同法に違反と認定されても、1年以下の懲役、100万円以下の罰金という甘々な法令に疑問。これでは、協会を潰すことなど期待できません。
ココちゃんで~す
わー、もう街中はクリスマスモードになってるワン 😀 😀
17日、天王寺区、ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です