
2022年11月15日 第496号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
11月15日
第496号
編集・ココちゃん
敵基地攻撃にミサイル1500基
長射程、政府・防衛省計画
敵基地攻撃能力、自公で合意か
10年後めど、必要量確保
政府・防衛省が、敵基地攻撃となる長射程のミサイル1500基を10年後をめどに導入・検討していることが一部の報道によって明らかになりました。相手拠点への打撃力を持つことで、日本への攻撃を躊躇させることを念頭にと表向きはそうですが、これは紛れもなく敵基地への先制攻撃を意図するものであり、全面戦争につながる極めて危険な計画です。
国産の量産目指す政府
防衛省 (Wikipediaから)
政府・防衛省の方針、当面は米の巡航ミサイル・トマホークの導入としていますが、今後長期的な計画では、ミサイルを国産にして態勢を整備し、量産化によって購入価格の単価を抑えることを意図しています。スタンド・オフ・ミサイルとしてのもので、敵のミサイルの射程圏外から攻撃する長距離ミサイルです。
長距離ミサイルは、国産の12式地対艦誘導弾。この射程は現在では百数十キロ程度です。これを一気に、中国大陸まで届く射程1000キロ以上に伸ばす改良型への計画です。
この長射程ミサイルを4年ごろから運用を始め、最終的な10年後には1000基を導入配備するものです。12式地対艦誘導弾で、その名の通り地対艦ですが、これを戦闘機からの「空発型」、艦艇からの「艦発型」も同時に開発する計画です。
さらに、潜水艦から発射する「潜水艦型」も検討されているのです。
このような計画で量産化するのですから、正に戦争準備態勢と言えるものです。これを裏付けるように、政府・防衛省は、南西諸島を軍地基地化、要塞列島化することを進めています。
マッハ5もの極超高速で飛ぶ極超音速誘導弾の研究を進め配備を目指しています。この極超音速誘導弾の射程を1000キロ以上に伸ばすことも意図されています。
公明党の姿勢
抑止力強化として
政府・防衛省のこうした計画は、台湾(中華民国)有事を第一念頭においた抑止力としていますが、「抑止力強化には多様な種類、多様な発射形式が必要」が防衛省の認識です。
このような開発・配備には多額の予算が必要となりますが、政府はすでに、GDP2%の予算をつぎ込むことを事実上決定しています。
このような政府・防衛省の計画に対し、与党の公明党が合意する方向になっています。
公明党は、与党としての位置を確保するため、掲げている「平和の党」をかなぐり捨ててでも同調することを有権者への裏切り、背信行為などとは考えていないようです。
現に、北側一雄公明党副代表が「ミサイル基地などに反撃する能力を保有することが抑止力強化につながっていく」としていることです。
経緯としては、反撃のタイミングについて触れ、「先制攻撃は国際法で禁じられている。相手から武力攻撃の開始が大前提」としています。
「着手」に飲まれる
理解示す公明党
自民党が言う「組 織的、計画的な武力攻撃への着手」に飲み込まれる可能性が大きいものです。
着手したと判断すればということですが、これは実際に敵が日本を攻撃していなくても、武力行使ができるというものです。
さらに問題なのは、敵のミサイル基地に限定していないということです。敵国の指揮統制機能も含むとしていることです。
これは、要するに、日本の組織形態で言えば防衛省から首相官邸にまで及ぶということです。
こうなれば即全面戦争につながることは明らかです。このようなことに公明党が理解を示していることです。
道しるべ
公明党が掲げる「平和の党」など看板だけのもの。公明党のようなずる賢い政党は、国民の命よりも、守るのは党の議席と与党としての位置です★政府・自民党が言う反撃能力など、結局は自民党に飲み込まれこの危険な計画に合意するだけです★「相手国からの武力攻撃の開始が大前提」「必要最小限の範囲」などとしていますが、これらはまさに建前そのものです★実際に取る行動は、自民党に寄り添い、与党の立場を守ることしか念頭にないのです。こんなことで戦争になり、結果どうなるかなんてことは微塵にも考えがないのです。
ココちゃんで~す
来月はもうクリスマスだワン 😘こんな着ぐるみどうかな~ 😁 😁
ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です