
2022年11月12日 第493号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
11月12日
第493号
編集・ココちゃん
法相、就任3カ月で更迭
愚かな言葉が招いた結果
「死刑のはんこ押すだけの地味な役職」
命を絶つ死刑で安易な発言
葉梨康弘法相が、就任3カ月で更迭されました。「法相は朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのはそういう時だけという地味な役職」と発言したことです。犯罪者とはいえ、命を絶つ刑罰であるのに、安易に口にしたことです。このような人物を法相に起用し、問題を起こしたにもかかわらず即更迭しなかった岸田首相の責任も重大です。
こんな人物起用の首相
岸田文雄首相自身が問題です。このような程度の問題意識しかない人物を大臣、それも法相に起用したことです。
首相の任命責任は重大と言わざるをえません。つい先ごろは、山際大志郎前経済再生担当相を更迭したばかりなのに、またも閣僚の更迭です。しかも、山際担当相の時と同じく、このような法務行政の信頼を破壊するような言葉を軽々しく発言したにもかかわらず、”速攻”で更迭の処分をしなかったことです。
首相は、問題を問題視することなく、葉梨法相をそのまま続投させようとしたことです。ところが、自民党の内部からも問題視される事態にまでなり、ようやく更迭を決めたということです。
首相は「職責の重さを自覚し、説明責任を果たしてもらいたい」と更迭を否定していたことです。つい先に山際担当相を更迭しており、連続更迭では政権にとってまずい結果になると判断したのでしようが、それこそ輪をかけてまずい結果になり得るという認識が首相にはなかったようです。
自民党内部からまで批判の声が出てくるなど、首相にとっては想定外だったのでしようか。だとすれば、首相の考えは甘すぎます。自民党の人間もすでに、岸田政権への危機感をもっています。
私が指名した
萩生田政調会長
岸田政権がつぶれても、野党に政権が取って代わられるわけでありません。野党にはそんな議席、力もありません。政権交代は自民党内での後退ということになります。
すでに党内ではそれを見越しているはずです。そんな時に、岸田文雄首相を擁護してもなんのメリットもありません。次の政権を考えた方が懸命というものです。
今回の葉梨法相の件は、そうした傾向をさらに強くしてしまいました。問題法相で萩生田光一政調会長が「私が指名した(法相に)として首相の任命責任に援護射撃をしていますが、つまらない擁護でしかありません。判断するの首相なのですから。
首相が速攻で更迭を決めず、おかしく続投させようとしたのです。
外交日程変更
相手国に迷惑
自ら決めた外交日程にまで影響を及ぼしています。
東南アジア歴訪出発が延期され11日から今日になりました。受け入れ相手国にはすでに連絡しているでしょうから、変更されることは相手国にとんだ迷惑をかけることになります。
国民が望まぬこと
速攻決断と実行
首相は「決断と実行」を掲げていますが、決断と実行は、多くの国民が望まないことです。その代表的なものが安倍元首相の国葬です。コロナ禍にあって、いくらでも予算の必要な時に、法的根拠もないことを莫大な税金を費やして強行したのです。
要するに、首相の決断と実行は自身の政治思想に基づいているだけなのです。
それにしても、首相の感覚・姿勢はまともとは言えません。更迭した人物をコロナ対策本部長という役職につけるなど人命軽視の姿勢そのものです。こんな人物がまとめたものをコロナ対策などとされたのではたまったものでありません。
道しるべ
開かれている臨時国会は12月10日まで。1か月を切りました。これから、統一協会問題による被害で、被害者救済の新法を成立させなければならない時に葉梨法相の問題★救済新法では、法務省もその一角を担うことになります。無縁ではありません。法務省が重い腰であるなら新法が出来ても先に進みません★もっとも、今回、こんなゴタゴタを起こされ、今国会で新法が成立させられるかということです。救済に向けた新法に取り組んでいますだけで、通常国会に先延ばしするようなことがあってはなりませんし時間かせぎをさせてはなりません。
ココちゃんで~す
アレま、秋なのに、この桜、新緑だワン 😮 😮 どうなってるのかな~ 🤔 🤔
大阪市平野区 平野公園・ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です