
2022年11月7日 第488号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
11月7日
第488号
編集・ココちゃん
米、物価抑制で利上げ
4会合連続で0・75%
米FRB(連邦準備制度理事会)は政策金利を0・75%利上げを決定。連邦市場委員会の会合で4回連続の利上げです。しかも、4回とも連続の0・75%は通常の3倍です。英中央銀行も通常の3倍にあたる0・75%の利上げを決定です。こうした中にあっても、日銀は金融緩和継続です。これでは、ますます円安が続き、物価高騰が続くことになります。
日銀は金融緩和継続
物価高眼、中になし
連邦準備制度理事会庁舎
英も通常の3倍0・75%に
米の連続0・75%の利上げは、日銀との金利差がさらに広がることになり、円安=物価高騰と言えるくらい深刻さをもたらしています。
米の利上げにより、当然ながら運用でドルが買われ、逆に低金利の円が売られることになります。
日本は、ワシントンで開かれたG7財務相・中央銀行総裁会議で、中央銀行の利上げペースは適切に調整すると提起した文を共同声明に入れさせました。ですが、米FRBは今回またも利上げ。それも連続の0・75%です。
米は、共同声明に入れられた文面より、国内のインフレを抑えることを優先したのです。しかも、次回12月のFRB連邦公開市場委員会でも利上げを続ける構えです。
先の国会で、岸田首相は財務相のG7出席で苦し紛れの言い訳をしましたが、そこまでして出席した意味がなかった結果になっています。
政府、日銀は、事実上一体の関係になっており、そうやって金融緩和を続け、円安を引き起こし、物価高騰を招いたことへの反省など全く見られません。
中央銀行 物価の番人
貫いた米国
日本にとっては同盟国に裏切られた感もあるでしょぅが、米国は物価の安定を最優先としただけなのです。さすが米国です。中央銀行は「物価の番人」を貫いたのです。
日銀も政府も、利上げは物価抑制となるが、「景気を冷やす」とでも考えているのでしょう。
ですが、日銀や政府がそう考えているとしたら大きな間違いです。このまま金融緩和を続けるならば、円安が続き、物価がさらに上昇することになります。国民・消費者は出費を抑えるしか家計を維持する術がないのです。
そうなれば、当然国全体の経済が冷え込むことにしかなりません。それを、利上げは「景気を冷やす」として金融緩和を続けているとしたら愚かとしか言えません。
このようなことは、日銀政策委員会(審議会委員)が、黒田総裁が提起する案に修正案を出すことも、反対するなど、積極的な議論が全くおこなわれていないことにも関係しているように見てとれます。
政策委員に、積極的に議論をする意思があれば、今になっても金融緩和を続けることが問題とする発言が出てくるはずです。
それがなく、総裁案に対してそのまま素通りさせるに等しい状況を作りだしているのです。そんな政策委員の会合が5年間もの長い間続いているのです。政策委員は何のために年間2653万円もの報酬を受けているのかということになります。
日銀政策委員を名誉職と考えているならとんでもない税金の無駄遣いです。
「家計の値上げ許容度が高まっている」考えの総裁案を通せば、金融緩和というバカなことを続けることにしかならないのです。
道しるべ
米国連邦準備制度理事会や、英国の中央銀行が相次いで利上げを決定するなか、日銀はかたくなに金融緩和の継続です★かつて、日本のリーダーが「日銀は政府の子会社」と言い張っています。子会社どころか、日銀は政権の飼い犬、飼いならされたポチでしかありません。これが一般家庭でのポチなら可愛いものですが、政権の飼い犬とあっては可愛らしさなど皆無です★今の日銀政策委員会は、委員から議案が出されることがありません。議案を出せば当然そこに必要な議論が成り立ちます。ですが、そうした議論が今の日銀にないのです。
ココちゃんで~す
これ、高校なんだワン 校舎の下がお店になってるワン 😲 😲
おやつ買えるかな~ 🤔 🤔
ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です