
2022年11月4日 第485号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
11月4日
第485号
編集・ココちゃん
陸地上空で空中給油
米軍オスプレイ合意違反
米軍のオスプレイが、山梨県甲府市の上空で空中給油をおこなっていたことを、日本共産党山添拓参院議員が外交防衛委員会で追及しました。オスプレイの空中給油は「陸地上空で空中給油訓練は実施しない」とする日米合意に反するものです。
防衛相 「問題と考えていない」
「空中給油であり訓練でない」
浜田靖一防衛相=Wikipediaから
空中給油の安全、根拠示せ
同市内での空中給油は頻繁に目撃されています。それでなくても、オスプレイは事故が頻発している航空機です。陸地での給油など、日米合意にかかわらずとんでもないことです。オスプレイは、空中給油中に事故を起こした前科がありなおさらです。国内では、16年12月に沖縄県名護市安部で墜落事故が起きています。空中給油を受けるオスプレイの回転翼と空中給油機の給油ホースが接触したものです。
空中でホースを使って給油をするのですから、このような事故が起きてもおかしくありません。それでなくても、何かと事故が頻発しているオスプレイです。陸地上空での空中給油など絶対にやってはならないことです。
今回、山梨県甲府市での空中給油について、防衛省地方協力局長が「米側からは空中給油訓練との説明ではなく、運用上の所要に基づく空中給油を行ったもの。過去の答弁と整合性がとれないとの認識はない」と山添議員への答弁です。空中給油であり空中給油訓練ではないとするものです。浜田靖一防衛相は「問題だと考えていない」と局長の答弁を擁護する有様です。
訓練であろうとなかろうと、空中給油は危険をともなうものであり、高度な操縦技術が求められるものです。
オスプレイ空中給油
構造上高度な技術
特にオスプレイについては、戦闘機でも行われる空中給油よりはるかに高度な技術を要します。機体の構造上から難しいとされ、回転翼を前に向け、空中給油を受けるため、給油ホースと回転翼の距離が近くなるからです。
戦闘機の空中給油は自衛隊もおこなっています。このため、航空自衛隊では3機種の空中給油機を保有しています。最新型のKCー46Aは空自の戦闘機、ヘリコプターにも空中給油ができます。他にKCー767、KCー130Hがあります。
オスプレイは欠陥機
不具合続出
オスプレイよりは安全というだけであって、空中で給油すること自体が難しいことに変わり有りません。
まして、オスプレイは欠陥機と指摘されるほどです。沖縄県の米軍普天間基地(飛行場)に所属するオスプレイは、配備されてから8年間で墜落事故や不具合、部品落下を繰り返しています。判明分だけでも18件に上っています。このような欠陥機が空中給油、しかも陸地上空での給油など容認できるものでありません。
それにもかかわらず、防衛相は「問題だと考えていない」などと、まるで他人事のような姿勢なのです。
山添議員が「空中給油訓練は危険で、空中給油は安全だという根拠があるのか」との追及に防衛相は根拠の答弁が出来ずじまいです。しかも「話が別だ」などして答弁から逃げていることです。
どこの国の防衛相なのか。本気で国民を守る考えなどさらさらなし。米国に追従しているにすぎないものです。日本に、自衛隊がある限り、日米安全保障条約などが存在する以上、常にこうした危険がつきまとっているわけです。
真の平和と国の安全は、軍事を有することで得られるものでありません。軍事対軍事では周辺国の緊張を高めることにしかなりません。
道しるべ
オスプレイは欠陥機と指摘されている軍用機です。陸地上空の空中給油の問題だけではありません★他の回転翼機と比べると、100ヘルツ以下の低周波音が極度に強く、これも問題になっています。特に米軍海兵隊が多くの基地を置く沖縄では深刻な問題です。住民の平穏な生活が常に脅かされているのです★普天間基地周辺の民家は、オスプレイが通過するごとに振動が起き、窓枠が揺れ、果ては車の防犯装置が作動するまでになっています★いらいら、不快感、圧迫感を伴なったり、頭痛、耳鳴りなど体調不良を引き起こしたりもしているのです。
ココちゃんで~す
とがっているの何?わからないワン 😀左の大木の根なんだって 😮 😮
長居植物園でザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です