
ー134ー 演歌の街

作詞・林春生
作曲・ザ・ベンチャーズ

御堂筋
デビュー曲であり、136万枚を売り上げ大ヒット曲に。レコード大賞受賞
愛にはぐれた私です。
あなたを、あなたを忘れることができず……
こぬか雨が降る御堂筋を、女がひとり歩きます。

御堂筋
ここに来た時は、降っていなかったのに、心変わりな天気、雨。あなた、あなたと同じなのかしら……
心変わりとわかっていても、あなたを、あなたを探して歩く私。ここであなたと逢えそうな、そんな気がして…
でも、あなたはいない。
あなた、あなたは何処、何処にいるのよ。

本町
あなたをたずね、ひとりミナミへと歩きます。風の知らせで聞いたわ、本町あたりにあなたがいると……
小さなうわさでも、それを信じて、ひとり来た本町…
ひとり、風の知らせを聞いているおんながひとり…

本町
私が、ここであなたを探していたと、誰かあの人に伝えてよ。

御堂筋
降る雨の中、こぼれ落ちる涙…
肌(み)をよせて、傘もささずに、ひとり濡れて、ひとり歩く御堂筋。

御堂筋
イチョウ並木の通りを、ひとり歩きます。
雨に降られ舗道が淋しく光っています。

梅田新道
あてのないことなのでしょうか。あなたを偲んで、ひとり、ひとりミナミへと歩きます。
梅田新道からひとり歩きます。

梅田新道
雨に情けはないのでしようか。降る雨にひとり濡れて、泣きながら歩きます。

心斎橋
肌をよせ、傘もささずに、夜の街を一人歩きます。
心斎橋まで来ても、雨は降り続いています。

心斎橋
濡れて、濡れて、それでも、雨が涙を流してくれます、隠してくれます。

御堂筋
梅田新道から心斎橋を経て、御堂筋、雨の歩道を歩きます。

御堂筋
御堂筋は変化を続けています。車道が歩行者エリアに変わっているのです。
そんな御堂筋をひとり、あなたの見えない影を追ってミナミへと歩きます。
『雨の御堂筋』大好きです。カラオケで未だに歌います。『悲しい色やね』『やっぱ好きやねん』社交ダンスの競技デビューは梅田にあったダンスホールでした。10代の頃、京都のネオンが田舎っぽくて大阪のネオンを見るためだけにドライブに連れて行ってもらってたことを思い出しました。
いつも、素晴らしい写真有り難いです。
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kotobuki1203kumiさん、こんにちは。いつも「いいね」、コメント有難うございます。感謝の気持ちでいっぱいです。
この「演歌の街」、シリーズですけど、曲の歌詞に出てくる地名とかに合わせて撮影しています。文は、歌詞を載せれば著作権の問題があるので、自分なりの想いで歌詞に沿ってストーリーに仕立てています。先日は「撮り歩き」で初めて夜の撮影でした。見通しが効かないので迷子になる可能性ありなのですが、迷うことなく無事に帰宅できました。
今日も「撮り歩き」所要時間5時間13分、バッテリーがなくなるまででした。つい先ごろ帰宅し、みなさんのブログをひと通り目を通しているところです。
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