
2022年10月29日 第479号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
10月29日
第479号
編集・ココちゃん
憲法審 改憲急ぐ自民、維新
共産、改憲案勝共案酷似問題視
27日、今臨時国会初の衆院憲法審査会が開かれました。この日は自由討議で、自民党議員は緊急事態条項創設の改憲を急ぐ発言。共産党議員は、改憲案が国際勝共連合のものと酷似していることを指摘し、疑惑の解明優先を主張しました。自民からは現状から「改憲どころではない」の声もあります。
維新「リーダーシップ発揮」言い出す
自民から「改憲どころでない」の声
右・新藤義孝自民党衆院議員 左・赤嶺政賢日本共産党衆院議員=衆議院のホームページから
自民目指す緊急事態条項
憲法審に出席したのは自民・新藤義孝議員、共産・赤嶺政賢議員、立憲民主党・中川正春議員、日本維新の会・馬場伸幸議員、公明党・北側一雄議員、国民民主党・玉木雄一郎議員、有志の会・北神圭朗議員ら。
新藤議員は、大規模災害、テロ・内乱、感染症蔓延、国家有事を対象に緊急事態宣言の創設での改憲を主張。
中川議員は国民投票に関わるCM規制を先決。統一協会問題での政治と宗教をどう整理するか審査会で取り上げるべき。
馬場議員は、今国会に衆参いずれかで4分の1以上要求で20日以内の臨時国会召集の法案を野党が提出している。自民は53条の改正が必要と。ならば改憲。来年の通常国会に各党が改憲条項を持ち寄り、意見集約を図るべきだと主張。
北側議員は、自衛隊を憲法のなかに位置づけることを主張。
玉木議員は、緊急事態条項、議員任期での具体的な改正案の議論を主張。
北神議員は、9条も喫緊の課題、必要最小限程度で台湾有事に対処できるのか。
赤嶺議員は、勝共連合は自衛隊、緊急事態条項などで改憲を提起している。自民の改憲項目に酷似。自民が政党として改憲を主張することは自由だが、韓国に拠点を置く謀略団体と一緒になって改憲を進めることは許されない。憲法を議論する前提そのものが問われている。
強引な維新
改憲にまっしぐら
特に維新は、自民以上で、憲法審の後、記者団に「自民がリーダーシップを発揮するか注視。停滞するようなら我々がリーダーシップを発揮し、改憲議論を前に進める」と。論点を詰めてはどうかとする自民や、「国会議員任期を緊急事態時に延長のための改憲議論を」とする公明・国民などより、かなり強引な姿勢です。
最も、維新がかなり強引であっても、国民が弱いというわけではなく、緊急事態条項を改憲で入れることを強力に主張する姿勢です。
問題自衛隊の明記
独走する恐れ
公明党が主張する自衛隊を憲法に明記することもかなり問題です。
自衛隊を憲法に明記すれば、外務省とか財務省などの省より上の存在となり、再編も廃止も出来なくなります。自衛隊が独走することにつながるものです。
重大問題「内乱」
対象はどこか
自民党が、テロ・内乱を理由としてあげていることも重大な問題です。テロは外国勢力によるものが考えられますが、内乱というのは穏やかではありません。
自民が言う内乱、その起きうることをどう考えてのものなのかということ。まさかのまさかで、共産党がそれを起こすとしているなら更に重大問題です。
この内乱なるものも、何をもってして内乱とするかの定義もありません。これでは大規模な抗議行動も内乱とされかねない危険があります。現行の憲法を一ミリたりとも自民をはじめ、維新、国民、公明などの改憲を主張する勢力にいじらせてはならないことです。
道しるべ
急先鋒の日本維新の会、自民党、国民民主、公明党などの改憲勢力だけでなく、一番の問題は岸田首相です★参院選中に銃撃・殺害された安倍元首相を自身の政治姿勢に利用し、安倍元首相が目指した改憲を「早く発議に至る取り組みを進めてゆく」と宣言しています★その後も、「総裁選を通じて任期中に憲法改正を実現したいと申し上げてきた。思いは全く変わっていない」としています。だが、統一協会問題が政権を直撃し、政権支持率の下落が鮮明になっています★ですが、油断は禁物。こんな時こそ首相がヤケクソ解散に打って出る可能性があります。
ココちゃんで~す
ココちゃんで~す ココちゃんたち、初めて遠くの夜の街に行ってきたワン 😀 😲
大阪市中央区・道頓堀川でザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です