
2022年10月27日 第477号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
10月27日
第477号
編集・ココちゃん
寺田総務相を刑事告発
大学教授、政治資金規正法違反で
寺田稔総務相の政治団体・寺田稔竹原後援会が、故人を会計責任者として、政治資金規正法による収支報告をしていたことが、「 週刊文春 」で報道されました。有印私文書偽造の疑いが濃いものであり、問題です。一方、東大教授が「大臣の政治団体が事務所賃料で虚偽の報告をした」として東京地検に政治資金規正法違反で刑事告発しました。
文春、後援会会計責任者は故人
有印私文書偽造報道
寺田稔総務相 (Wikipediaから)
報道認めるも関与、責任否定
寺田総務相は、文春の報道は認めましたが、自身の関与を否定しています。自民党によくある「秘書が、秘書が」と同じような逃げ方でしかありません。大臣の関りがなく、後援会がこんなことをやるはずがありません。寺田総務相に関わる問題、文春は10月6日発売号、同20日発売号でも報じています。
そうした問題・疑惑の総合商社寺田総務相が今度は有印私文書偽造の疑惑です。寺田稔竹原後援会は、広島県竹原市にある寺田総務相の後援会です。
寺田総務相は、岸田派所属の議員で、広島5区が選挙区です。そこにあるのがこの後援会です。
竹原後援会は広島県選管に寺田議員の政治団体として届けられています。文春の最新号の報道によれば、2012年以降の収入は年600~900万円ですが、この大半は自民党県第5選挙区支部からの寄付となっています。代表は故・池田勇人氏の娘婿です。
文春報道では後援会会計責任者が元外相の秘書を務めていた人物です。
19年、20年の収支報告書には、実名と捺印された宣誓書が添付されています。宣誓書は「規正法に従って作成したものであって、真実に相違ありません」というものです。
収支報告書、故人
の捺印し提出
規制法で、収支報告書提出の義務を負うのは会計責任者としています。ですが、その会計責任者が虚偽の報告をしたのだから、寺田総務相自身が関係がないと言うのは道義上おかしなことです。まして大臣です。責任があろうがなかろうが、上に立つものが下のやったことの責任を取るのは当然のことです。トカゲの尻尾切りのようなことは許されません。
今回のこの問題は、虚偽の収支報告にとどまらず、会計責任者が故人だったことです。
捺印し提出された会計責任者の妻が「夫は19年10月に78歳で亡くなった。寺田先生もご存じ」と証言しているのです。これはもう問題です。2年も続けて故人を会計責任として報告書に捺印し、宣誓書を添付して提出しているのです。あきらかな有印私文書偽造にあたるものです。
代表者でない
言い逃れの大臣
このようなことを、寺田大臣が知らぬ、存ぜぬ、私は関与していないですませられることではありません。
ところが、寺田総務相は、文春の確認取材に「私を代表者とする政治団体ではなく、その事務処理の内容も承知していないため、お答えする立場にありません」などと他人事のように言う有様です。こんな大臣に大臣どころか、国会議員としての資格もありません。
国会は断行せよ
寺田議員の除名
国会は寺田議員(総務相)を排除に踏み切るべきです。排除、すなわち国会からの除名です。
これには自民党・公明党の与党が賛成するはずがありませんが、そうなれば、与党はこのような大臣・議員を擁護する共犯者でしかありません。
国会で「辞職勧告」をしても、法的な拘束力がありません。議員を排除するための最終手段が「除名」なのです。
道しるべ
寺田稔総務相の後援会が、故人を会計責任者として政治資金規正法による収支報告書を提出。これが週刊文春に報じられました。悪質です★任命責任のある岸田首相の対応如何によっては寺田議員(総務相)を衆議院として除名することです★議員除名は議員の身分をなくす最終手段です。除名には除名対象議員が所属する議院の本会議において出席議員3分の2以上の多数の賛成議決が必要(憲法第58条第2項)。 議院規則では、本会議決議における除名決議で、出席議員3分の2以上の賛成がなくても出席の過半数賛成で他の懲罰を科せます
ココちゃんで~す
わーい、法善寺ねこちゃん 🤣だワン 😀 😲 😲 おかみさんにスリスリしてるワン 😘 😘
26日夜、大阪市中央区・法善寺でザウルスちやん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です