
2022年10月22日 第472号


ココちゃん通信
大阪のうめ吉
2022年
10月22日
第472号
編集・ココちゃん
戦争前提、シェルター建設
優先するのは外交努力こそ
岡田克也立憲民主党衆院議員が衆院予算委で「国の中枢機能はきちんと維持されなくてはいけない。しっかり議論すべきだ」と政府に要求。核シェルターなどの整備に関してのものです。しかし、これはあくまでも戦争を前提とした要求でしかありません。岸田首相は「現実的に対策を講じていく必要があるという問題意識は持っている。諸外国の調査を行うなどし、必要な機能や課題について検討を進めている」と答弁。岡田議員も首相も間違った議論を優先させています。シェルターを建設・整備をしても住民を守ることなどできません。なによりも優先すべきは戦争をしない決意の外交努力です。
間違った議論の前提
シェルターで守れぬ住民
岡田克也衆院議員=衆議院のホームページから
政府、検討の愚か
す。
地下深い施設困難
水が湧き出る
浜田靖一防衛相も「周りが海であることを考えると、一時的なしのぐものを造っておくのも重要ではないのか」と、視察に訪れた沖縄県で語っています。
浜田防衛相は「一時的な」としていますが、戦争を始めれば一時的な避難にとどまらないことになります。日本が、敵基地攻撃能力保有に突っ走っている現状は、まさに先制攻撃に通じる危険なものです。
政府は島しょ部にシェルターを建設・整備するようですが、造るにしても、島しょ部での建設は深いものにすることは困難です。水が湧き出てくるからです。建設技術で克服できるかもしれませんが、そんなシェルターでも多数のミサイルが撃ち込まれたら被害なしではすみません。
政府が言う住民保護ですが、これは、中華民国(台湾)、北朝鮮有事、敵基地攻撃能力の議論と三点セットになっていることです。住民保護施設整備だけが単独になっているわけでないことです。戦争を始め、それにともなう避難施設なのです。
避難施設が造られるであろう地元には、当然ながら賛成・反対の考えが混在しています。
孤立の島になり
飢餓の島に
「いざという時、避難できる安全な場所があるのはいいと思う」。反対は「戦争を前提にしたシェルター整備は不要」。ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会共同代表は「宮古島だけで55000人の人口、観光客もいる。全員避難のシェルターは無理」とします。ひとたび戦争が始まれば、期限などわかりません。島の孤立も当然考えられるわけです。
かつての戦争、宮古島は艦砲射撃にさらされ、孤立した飢餓の島になりました。まして現在はミサイルの時代、艦砲射撃とは破壊力が全く異なります。
島が戦場になる戦争は絶対に避けなければなりません。今優先すべきは外交努力なのです。
道しるべ
立憲民主党の岡田克也衆院議員が岸田首相に要求したシェルターの整備は、まさに戦争を前提としたものです★これまでに機会あるごとに強調してきましたが、立憲は第2保守であり、基本政策に安保・自衛隊を掲げています。核禁止条約も批准するとはしていません★こんなまともに考えることができない愚かな政党。国民・有権者に棄てられた政党ですから、政権を取ることなどあり得ません。シェルターにしても、それがあれば有事対応が解決するような考えなのです。戦争を始めればどうなるか。ウクライナの現状を教訓にしていません。
ココちゃんで~す
うわーい、クマさんのアイスとケーキだワン 😀 😀 😲
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です