
2022年10月21日 第471号


ココちゃん通信
大阪のうめ吉
2022年
10月21日
第471号
編集・ココちゃん
高裁、1審判決覆し賠償命令
伊藤詩織さん勝訴 杉田水脈議員敗北
ジャーナリストの伊藤詩織さんが、杉田水脈衆院議員がツイッターに投稿された中傷江ツイートに「いいね」を押したことで、東京高裁が控訴審で杉田議員に55万円の賠償命令の判決を下しました。1審の東京地裁は伊藤さんの請求を棄却していました。
杉田議員に賠償55万円
ツイッター投稿に「いいね」
杉田水脈衆院議員=衆議院のホームページから
杉田議員、認め控訴するな
杉田議員(現・総務政務官)は、18年6月から7月にかけて、山口敬之元TBSワシントン支局長によるわいせつ行為に対し、ツイッターに投稿された第三者のツイート「売名行為」「枕営業の失敗」「ハニートラップ」など、伊藤さんを中傷した25ツイートに「いいね」を押したものです。
こうしたことに伊藤さんは「衆院議員で多数のフォロワーがいる議員の影響力は大きい。名誉感情の侵害」として訴えていました。
伊藤さんは、訴訟で200万円の損害賠償をもとめていたものです。今回の高裁判決で、賠償額が4分の1程度に減額されていますが、議員に賠償を命じたことは伊藤さんの勝訴となります。伊藤さんの訴えに対し、1審の東京地裁は、ツイッターでの「いいね」を押すことに「必ずしも内容への好意的・肯定的な感情を示すものではない」としています。さらに「ブックマークで使われることもある。感情や程度は特定できず、抽象的、多義的表現行為にとどまる」として伊藤さんの訴えを退ける判決を出しました。
この地裁判決は、控訴審の2審で覆えされましたが、地裁の判事、裁判長の判断には疑問以上におかしなものです。
ココちゃん通信と
伊藤さんの地裁判
「ココちゃん通信」の創刊号を再掲載しました。この記事は著作権侵害として、うめ吉が当時利用していたnoteを凍結(公開停止)に追い込んだことを取り上げた記事です。
伊藤さんの地裁判決では「感情や程度は特定できず」としています。この地裁判決の言葉を借りれば、うめ吉のnoteを凍結したことに整合性がないことになります。
著作権侵害の対象になった記事は「経産省トイレ訴訟」「隠されていた赤木ファイル」「5月の世論調査」「ねこちゃんの習性、性格」など10件の記事。特定の記事ではなく、この期間に取り上げた記事すべてです。もちろん引用に関しては「朝日新聞〇月〇日」と明記していました。
著作権法が全会一致で改正され、昨年1月に施行されたものです。
損害額が立証で
きなくても違法
この改正著作権法でいけば、損害の程度が実証できなくても著作権法違反となります。これでは、今回取り上げた伊藤さんの訴訟で請求を退けたことと、うめ吉が取り上げた朝日新聞記事が違反になることに整合性がないことになります。
伊藤さんの地裁判決からすると、このような改正著作権法を成立させたことがおかしいことになります。立法府と司法の考えがチグバでは法治国家は成り立ちません。伊藤さんの件では高裁判決がまともなので、地裁の判事は裁判官としての資質に欠けており、司法に携わること自体が問題。資格をはく奪すべき事例となるのではないでしょうか。
行政府に取り
込まれた司法
司法と立法府は別々、それぞれが独立しています。ですが、それは建前であって、現実には、司法が行政府に取り込まれているのです。
道しるべ
行政府に取り込まれた司法など信用するに値しません。というより、そのような判事が司法に携わること自体が問題なのです★伊藤詩織さんが杉田水脈議員に対し、損害賠償を求める訴訟。これは、山口敬之による伊藤さんへのわいせつに端を発したものです。それが刑事訴訟では伊藤さんが敗訴。ところが民事訴訟では伊藤さんの勝訴です★刑事と民事の訴訟で真逆の判決です。これは馬鹿げています。刑事の方が司法としての体をなしていないのです。この刑事訴訟には間違いなく安倍政権による力が加わっています。忖度、圧力のいずれかです。
ココちゃんで~す
高層ビルが光ってる 😲あれ、太陽なんだワン 😀 😀 😀
浪速区難波 ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です