
2022年10月19日 第469号


ココちゃん通信
大阪のうめ吉
2022年
10月19日
第469号
編集・ココちゃん
調査指示 やはり時間稼ぎ
統一協会 宗教団体として逸脱
18日の「東京新聞」が、岸田首相が、統一協会問題で質問権を行使した調査を指示したことで年内に調査着手と報じています。本気で調査し、解散させる気があるなら、年内になどはあり得ません。ダラダラ時間稼ぎであることが鮮明になっています。
地検特捜、強制捜査に動け
裁判例、法令違反多数
年内に調査着手と報じる東京新聞=18日1面
時間かければ証拠隠滅
問題なのは、岸田首相だけでなく首相が任命した閣僚も。それでも首相はその閣僚を更迭しようとしません。その閣僚の渦中にある山際太志郎担当相「新しい事実など、さまざまなことが出てくる可能性はある。その都度しっかり説明責任を果たさなくてはいけない」と衆院予算委で発言しています。
協会との関わりを指摘されるたび追認、釈明の繰り返しです。実際問題として、しっかり説明などではなく、きれいに泥を吐くこと。そのうえで責任を取って議員辞職することです。自ら議員辞職しないのであれば首相が更迭すべきなのです。
それが出来ない首相が、統一協会の調査を指示したと言っても信用出来るはずがありません。「質問権」を行使しての調査としていますが、この宗教法人法ではまず「審議会に諮る」としています。その通りでも、ここで延々と長引かせる可能性は100%確実です。
審議会に諮るのが手順でも、本気があれば、1回の会合でまとまるものです。この問題
積み上げられた
事案を基にせよ
では裁判に持ち込まれたケースもあり、その裁判資料、被害者側の弁護士がまとめている被害事実の実態と数々の法令違反、政府が開設した相談窓口によせられた事案を元に検討すれば1回の会合で十分です。
ところが、首相は年内に調査着手としているのです。それまで調査を引き延ばす意図です。この間に、さらに被害が増え続け、協会本部の記録文書など廃棄される可能性があります。そうなれば、記録がないのでわからないと逃げ切られるだけです。
こうしたことからして、宗教法人法の質問権など建前にすぎないものです。しかも、虚偽の報告をしても罰は10万円の過料。10万円ですよ、まるで子どもだましの額です。10万円を納めていくらでも虚偽の報告をします。この質問権に何の意味があるのか。
結局は解散命令も出せないままとなってしまいます。
こんな甘っちょろいことでなく、犯罪事実は揃っているのですから、地検特捜部に強制捜査に踏み切るよう、法相が指揮権を発動すべきです。それと平行して、文化庁・文科省の調査、消費者庁の立ち入り調査をおこなうことです。
当然、この調査には協会側弁護士が「不同意」でしよう。ならば、外部での聞き取りとしてでも追い込むことです。「同意」を盾にした協会にひるむようなことがあってはなりません。
今、調査を一から始めるなど、政権の意に沿った単なる時間稼ぎです。数多くの判例をもとにすべきです。事実、全国霊感商法対策弁護士連絡会が「調査能力に乏しい文化庁の判断を待つのではなく、積み上げられた判例などを基に」としているのです。
これは当たり前のことです。なにしろ、文化庁の判断能力には裁判所でさえ疑問符をつけているのです。しかも、当の文化庁そのものが「実態を調査することは困難」と自分らの限界をしめしていることです。そんな文化庁の調査で進展など見込めません。
道しるべ
岸田首相が統一協会について、質問権の行使を検討するよう文科相に指示。文科相は「すぐに始めたい」と★だが、衆院予算委員会で首相は年内に着手させると。なに、なんなのこれ!! 長引かせるって事じゃないか。文科相の「すぐに始めたい」も検討だけ。本気度が全くありません★首相は「調査の終了時期を示すのは難しい」衆院予算委の発言。これはダラダラと長引かせることを意味しています。文科相の「速やかに着手させる」も言葉だけのものです★実際のところ、自民党内では解散命令まではいかないと見ています。請求となれば党内が反発とも
ココちゃんで~す
今日は歌になっている宗右衛門町に行ってきたワン😂 😂
こんなとこココちゃんたちに向かないワン 😒 😒
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です