
2022年10月15日 第465号


ココちゃん通信
発行人
ココちゃん通信
大阪のうめ吉
2022年
10月15日
第465号
編集・ココちゃん
マイナ
カード 本性表した政府
健康保険証廃止、一本化
普及しないマイナンバーカードに、政府が遂に本性を表しました。健康保険証を廃止し、マイナカードに一本化するもので、義務化、強制そのもの、24年秋までに制度化します。
事実上の義務化に
普及率49%、人口比2割
マイナンバーカード=総務省のホームページから
24年秋までに制度化
マイナンバーカードの普及は、49%、人口比ではわずか2割です。健康保険証としても使えるとしていますが、肝心な医療機関で読み取る専用カードリーダ設置は約3割です。医療機関でさえこのありさまです。これは、マイナカードそのものが利用する幅広い国民に信用されていないことを示すものです。
しかも、政府はこのシステムを原則義務化としていますが、医療団体から撤回を求める声が上がるほどです。プライバシーの侵害につながることが問題視されていることです。
マイナカードの交付が始まったのは16年。それから、ほぼ6年経過した現在でも先述のような普及にとどまっています。しかも、普及が進まないことから、ポイント付与を導入したにもかかわらずです。
当初のポイント付与は21年3月でしたが、その後4月まで延長した時には伸びがありましたが、その後は減少しています。
現在のポイント付与も9月までが、23年3月まで延長になっています。それでも普及は進んでいません。少しでもマイナカードに関心がある人が出尽くした感があり、滞っているのが現状です。
こうしたことに焦った政府が遂に本性を表し、強制的に取
ネットでの批判続出
得させることに舵を切ったといえるものです。それが、国民にとって不可欠な健康保険証を廃止し、マイナカードと一本化させることです。
マイナポイント、取得で5000円、健康保険証化で7500円、預金口座との紐づけで7500円と、最大2万円分付与です。それでも普及は進まないのです。目先のお金(ポイント)より、個人情報が大事とするのが国民の本心です。お金で釣り上げようとした国の企ては完全に破綻しているのです。河野太郎デジタル相が13日の記者会見でマイナカードと健康保険証の一本化を発表したことで、インターネットには批判の声が続出し、トレンド入りするほどになりました。
記者から、カードを取得しない人への対応を問われ「理解いただけるよう努力していきたい」「多くの人は利用していただける」と突き放したからです。
「こんな重要なこと議論も精査もなく『もう決めちゃったで済む話じゃない』」「任意にもかかわらず、普及しないからと事実上強制は理不尽」
「カード取得は、法律で任意性が担保されており、その原則がないがしろにされるのは『法治国家』として許されない」
このような批判は当然の事です。任意と言いながら強行策に転じたのです。健康保険証を人質にとったようなやり方は卑劣そのものであり、人質をとって立てこもる犯罪者となんらかわらないことを国家がやるのです。正に無法国家そのもの。
「マイナ保険証と国葬は閣議決定で決め、解散命令の請求は「慎重に判断」なのですね」的を得た批判の声です。
ココちゃんで~す
10月なのに今日はちょっと暑いワン 😒
そんなんで、クリームソーダとパフェだワン 😀 😍 😍
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ 河野太郎デジタル相が発表したマイナカードと健康保険証の一本化。安倍元首相の国葬を閣議で決めたことと何ら変わらず唐突感しかなかったことです★統一協会の解散命令で松野博一官房長官は「慎重に判断」するとしています。にもかかわらず、マイナカードと健康保険証の一本化は慎重な判断もなく、突然発表されたのです★政府は完全に国民を舐め切っています。統一協会問題のように、自分らに都合の良いことは「慎重」、国民が相手なら唐突な決定です★今回のこの発表は、政権末期症状に近くなっている岸田政権に更なる逆風になることは確実です。そんな岸田首相が選ぶ道は、退陣かやけくそ解散しかないのではないでしょうか。