
2022年10月4日 第454号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
10月4日
第454号
編集・ココちゃん
米軍
横須賀基地
有害物質基準の171倍
立ち入り認めねば排水溝閉鎖を
神奈川県横須賀市にある米軍横須賀基地の水処理施設から有機フッ素化合物のPFOS、PFOAなどの有機フッ素化合物などの有害物質が検出されています。米軍の3回めの調査で確認されたもので日本の環境省が定めている基準の171711倍です。国を通じて横須賀市に報告されました。
地位協定特権化させるな
高度有害物質排出論外
在日米軍横須賀基地(Wikipediaから)
甘い国の姿勢が助長
この調査は、米軍が8月に実施したもので、国に報告されました。生活排水系の出口から1リットル当たり8592ナノグラム、産業排水口5450が検出されたものです。生活排水溝の方が多くなっています。これらの暫定指針値は同50ナノグラムで、これをはるかにオーバーしていました。
国は、米軍からの説明として「11月1日までに処理施設に粒状活性炭フィルターを設置」するとしたことを横須賀市報告しています。
こうしたことで、横須賀市長は「日米で協議して早急な原因究明と国の調査、排水停止、漁業への影響調査、フィルター設置を急ぐよう求めています。
こうした横須賀市の求めに、立ち入り調査は米側と協議する。排水停止は厳しいかもしれないが申し入れるとしています。
こうした米軍横須賀基地の汚染水排水問題で、共産党横須賀市議団がこれまでに申し入れや、市議会の緊急質問で立ち入り調査と、徹底した原因究明を求めています。今になって市が「原因は究明中では納得できず、怒
米の法令を適用させること
りを禁じ得ない。信頼関係を大きく損なわれた」としていますが、認識が甘かったと言わざるをえません。同時に一番の問題は国の対応の姿勢の甘さです。
日米地位協定を盾にした米軍の姿勢そのものです。第一、今回米軍が調査をしたのも、良からぬものを流しているから調査をしたということです。その結果は桁違いの汚染水だったこと。このような汚染水を流すこと自体が、自国でないから、日本という他国を見下していることでしかありません。このような地位協定があるから、こうしたことが起こるのです。なにも横須賀基地に限ったことでありません。沖縄では、早くからこのようなことが起きています。
だいたい、日米地位協定なのだが、これには「合衆国の法令のすべての刑事及び懲戒の裁判権を日本国において行使する権利を有する」とあります。ということは、日本の法令が適用されず、合衆国の法令を適用するということです。ならば、合衆国の法例でこのような有害汚染水を排出することはどうなのか。当然ながら、アメリカには水質浄化法があります。川などに排出する汚染水を環境保護庁が規制しています。
今回のような場合、ならば、アメリカの法例を適用させることが出来るはずです。
それをしないのは明らかな国の怠慢であり、国が米軍の言いなりになっているということです。それに、日米地位協定については、月に2回、日米で協定の運営について協議することになっています。ここでの協議が出来るのにやっていないということです。
ココちゃんです。
うわーい、すごい塔だワン 、いのちの塔っていうんだって 😍 😍
ココちゃん、上がってみたいワン
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ 米軍横須賀基地、排水溝で、基準の171倍のPFOS、PFOAなどの有機フッ素化合物などの有害物質が検出されました。★人が接種すれば、ガンになったり成長を阻害したりします。基準の171倍など完全に論外★このような汚染水が灌漑用水に流れ込み、冠水として畑に使われたりすると、作物が有害物質を吸収します。水道水を取水する水に流れた場合飲料水によって接種することになります★このような物質を含んだ汚染水を下水に流すなど許されることでありません。日本の法律が適用されないのならば、米国の法令を適用させるような対応を国がすべきです。それすらできないのであれば、国は米に日航機事件での弱みを握られているからでないのか。