
2022年10月1日 第451号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
9月30日
第450号
編集・ココちゃん
性被害、防衛相直接謝罪
五ノ井さん日常的身体接触
元陸上自衛官・五ノ井里奈さんが自衛隊で受けた性暴力被害を防衛省が認め、五ノ井さんに直接謝罪しました。29日に国会内で会見し認めたものです。所属部署での日常的性的身体接触・発言などで、加害者の隊員が口止めしていました。今回、防衛省が実施した防衛特別監察で明らかになったものです。
確認事実捜査機関に
不起訴から検審議決再捜査中
防衛省=Wikipediaから
防衛特別監察で判明
五ノ井さんは、「最初から調査をしていればよかった」と。自衛官になりたくて入隊したのに、こんなことがなければ辞めなくて済んだというものです。「認めるのが遅い。最初から調査していれば」と残念がります。
それでなくても、自衛官への希望が少ないのに、自衛隊は失わなくてもよい隊員を失ったことになります。
「今後このようなことが二度とないように、根本的に改善してほしい」としています。
五ノ井さんは自衛官だった当時、中隊長に申告しましたが、大隊長には報告されていませんでした。その後、自衛隊の警務隊に強制わいせつとして被害届を提出しました。
しかし、福島地検郡山支部は不起訴処分としました。五ノ井さんは検察審査会に不服申し立てをした後に自衛隊を退職しました。
五ノ井さんは防衛省に提出する署名をインターネットを通じて始めます。そうした中、今年5月に、検察審査会が「不起訴不当」と議決して、福島地検郡山支部の再捜査が始まりました。
合わせて、7万に近い署名を防衛省に提出し。防衛省による防衛特別監察が始
会見に同席2人の議員
まりました。
防衛省の防衛特別監察は今回が2度めという極めて珍しいことです。五ノ井さんの熱い思いが防衛省を動かしたのです。泣き寝入りのまま退職して諦めていたらこのような防衛特別監察には至らなかったでしょう。
自衛隊という組織は完全な縦社会であり、階級社会です。今回、五ノ井さんのような被害を受けても、報告するにはよほどの覚悟が必要です。現に、被害を受けていたのは五ノ井さんだけではありません。いずれにしても、声を上げる勇気、それが絶対的に不可欠なことだったことです。
福島地検郡山支部、不起訴不当の議決を受けて再捜査に乗り出したことは大きな成果です。防衛省が、防衛特別監査で得た事実を捜査機関に提出するとしているので、今回の再捜査では確実に起訴に持ち込めるでしよう。
防衛省もまた、関係者を懲戒処分にするとしていますので、確実に加害者は罰せられることになります。
五ノ井さんにとって、自衛隊員とし柔道で国際舞台に出る夢は消えましたが、その夢は別の場で叶えられることになるでしょう。
季節の花 ❶
バ ラ
もう秋咲のバラが咲き始めてる~ きれいだワン 😍 😀 😀
大阪市北区中之島公園・ザウルスちゃん撮影
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ 自衛隊には、警務隊という、警察と同じような組織があります。自衛隊の中の警察と言えばわかりやすいでしようか★性被害を受けた五ノ井里奈さんは、中隊長に申告するも上に届かないことで警務隊に訴えました★ですが、警務隊から地検へとなるのですが、地検が不起訴です。目撃証言が不十分というとんでもない理由です。加害者はみんなグル、そんな目撃者などいるはずがありません★地検の捜査姿勢にはあきれます。こんな地検だと、被害者は泣き寝入りするしかありません。地検は被害者の立場に立った捜査が求められます★地検に、自衛隊の評判を悪くするなどの考えで不起訴にしたとすればもう論外。忖度地検としかいいようがありません。捜査当局には厳正な姿勢が求められるものです。