
2022年9月23日 第443号


ココちゃん通信
編集スタッフ
編集長 記者 カメラマン 祝日版
ココちゃん うめ吉 ザウルスちゃん
2022年9月23日 第443号
やはり「東京新聞」だ
「岸田ファシズム」を重視
自民党は昨年、党の行動指針であるガバナンスコードを策定しています。今回の安部元首相の国葬は、これの逸脱では。岸田ファシズムが危ぶまれる。こうしたことを強調した記事を東京新聞が「特報」面に載せています。さすが東京新聞、報道の気概が感じられます。
国葬、党指針逸脱の報道
安倍氏、最重要人物に
22日の東京新聞特報面=撮影・ザウルスちゃん
新聞各紙や通信社配信の世論調査をみても、どれも横並びに6割の人が安倍元首相の国葬を「反対」としています。安倍元首相が銃撃・殺害された直後は、同情的なものが少なくありませんでしたが、統一協会との関わりが鮮明になるにつれ「反対」が広がりました。
こうしたことから、国民の国葬「反対」にとどまらず、岸田政権そのものが危機的状況に陥っています。岸田首相が即座に安倍元首相の死で国葬儀などと言葉を換えた欺きに、国民も騙されなくなっていることです。
費用の問題も国民の関心事になっています。当初発表した税金投入の予算(歳出)が、間をおいて数倍に膨らんだ金額を発表したことでも批判を招いています。統一協会と自民党議
員の関りについても、発表の後から次々と関りが出てくるなど、国民の自民党の対応への不信が頂点に達しつつあります。統一協会による被害も次々に表面化しています。それでも、統一教会を解
体させると言わない自民党です。
自民党だけでなく、メディアからも「統一協会を解体せよ」の言葉が見られません。こうした中にあって、東京新聞が、新聞、報道機関としての気概をもって取り組んでいることは大いに評価できるものです。
連日のように「特報」面で統一協会や安倍元首相の国葬を取り上げています。22日の紙面では、安倍元首相の行動自体が党のガバナンスコ
国葬、日本の恥世界に晒す
―ドを逸脱ではと記事に出てくる識者らが指摘しています
党と協会の関り
安倍は築いた本丸
ジャーナリストの藤倉善郎さん、安倍氏は党と教団側の関りを築いた本丸と断定し、調査(自民党が)すべき最重要人物。問題がありながらの国葬を実施するなど支離滅裂」としています。
政治学の明治大学西川伸一教授が「教団側の票田を背景に1人の参院議員の当落にまで影響を行使できるほど力を握っている。このようにして築いた長期政政権に「税金をかけて国でたたえるなんてありえない。国葬は日本の恥を世界に晒すようなものだ」と断じていることです。
22日の東京新聞特報面=撮影・ザウルスちゃん
数の力で議論封じ
居座った長期政権
岸田首相は、安倍元首相が「憲政史上で最長の政権、だから国葬に値する」としています。ですが、この長期政権とはなんなのか。先述の西川教授が言うような教団からの票田だけでなく、国会でことごとく議論を 数の力で時間稼ぎをし、封じ込めてきた。都合が悪くなれば必要もない外遊で海外に逃げていたのではないか。居座り続けた長期政権であることに疑問の余地など全くないものです。
こうしたことがあり、安倍元首相の死が国葬にする名目にすらなり得ないものです。
コちゃんで~す
ここってすごいな~建物の中まで緑がいっぱいなんだワン なんばパークスってとこなんだワン 😂 👌 😂
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ 安倍元首相の国葬と統一協会の問題で東京新聞のジャーナリズムとしての気概が光ります。本来からすれば、こうしたことが当たり前のことなのですが、そうはなっていないのが、日本の多くのメディアです★とりわけ、全国紙にジャーナリズムとしての気概のなさが目立ちます。東京新聞と言えば、ブロック紙中日新聞社が発行する東京の地方紙です。ですか、その地方紙が全国的に引き合いに出されるほどの新聞です★広告が欲しいのはどこの新聞にしても同じです。ですが、東京新聞は、身を切る覚悟で真実を伝える報道に徹しています。しかも、一部売りが120円です。それに超大企業の広告が少ないように見てとれます。やはり、広告欲しさに走れば、ジャーナリズムとしての気概を失ってしまうということでしよう。