
2022年9月17日 第437号


ココちゃん通信
発行人
大阪のうめ吉
2022年
9月17日
第437号
編集・ココちゃん
見送りでなく完全廃案に
出入国管理法改正
政府・法務省は、昨年の通常国会での成立を企てていた出入国管理法の改悪。この改悪法案について、秋の臨時国会に再提出することを見送りとしました。与野党対決となる改悪法であり、しかも、政府・政権にとっては逆風下にあり、このままでは他の案件とも絡んで成立が難しいと判断したためです。政府・法務省は、悪法に固執するのではなく、命を失ったスリランカの女性に心からの詫びをすべきです。見直しについて検討としていますが、そのための検討などは必要のないことです。入管庁の暴行や暴行的行為は入管庁全体に蔓延、常態化しているものです。
悪法固執より死亡女性に詫びよ
見直しに検討など不要
大阪入管庁=9月16日、大阪市住之江区 撮影・ザウルスちゃん
改正より厳正運用を
入管法の改正案は、名目上は強制退去処分になった外国人の収容長期化を解消するためなどとしています。さらに、送還が停止される難民申請を原則2回に制限、施設外の「監理人」のもとで生活する措置、紛争から逃れて来た人を難民に準じて保護する「補完的保護対象者」などとしています。
言葉面だけを見れば良くみえますが、とんでもありません。わが国の入管行政は、国際的にも非人道的とされています。
今回の入管法改正案はこうした国際的な非難に向き合うものではありません。より一層人権侵害を深刻化させるものなのです。改正案は、当事者が難民申請を2回行って却下されると
入管で暴力行為常態化
大阪入管、毎年発生
強制送還が可能になります。入管の裁量と権限の拡大のためのもので人権侵害をより一層強め加速させることになるものです。
日本は、国連が定めた難民の地位に関する条約(難民条約)に加盟しています。ですが、日本に難民として入国した人を難民として認定するケースは極めて少ないものです。
日本の難民認定は、19年度で見た場合、1万375人の申請に対して僅か44人、率は0、4%でしかありません。にもかかわらず、政府は外国人労働者の受け入れを拡大するような政策をとっているのです。難民申請は就労目的の制
各国の難民認定
アメリカ 44,614 22,73%
イギリス 16,516 39,80
ドイツ 53,973 16,05
フランス 30,051 18,26
カナダ 27,168 51,18
オーストラリア 5,022 17,25
韓国 30 0,31
度乱用が多いとするなどとして矛盾することをやっているのです。
名古屋入管がスリランカ女性を死に追いやりましたが、このような入管の行為は名古屋だけにとどまるものでありません。
大阪入管でも、毎年入管職員による暴行などが発生し、これが常態化していることです。これはもう、入管の体質そのものでしかないということに尽きるものです。
このような入管行政は即刻改めるべきことです。入管法の権限を強化するような改悪法案など認められるものでありません。完全廃案にし、現行法の運用を厳正にすることです。
ココちゃんで~す
海辺の歩道でワンちゃんがお母さん(主)と遊んでいたワン😁 😘 😘テリヤちゃんかな?? 😊
みなさん、今日も一日元気で頑張りましようね
みなさん
おはようございます うめ吉
この欄はココちゃんの担当です
道しるべ 入管の隠蔽と、暴力団なみの体質は半端でありません。全国的なものといえることです★大阪入管では、17年に、日系ペルー人を大勢でかかり、後手にして手錠をかけるなどの暴行の跡、14時間以上放置することが起きています★19年に、韓国人男性が施設外の歯科で同意なく7本もの抜歯がおこなわれ、抜かなければ命に関わる危険があったなどとしています★20年に3人が暴力を振るわれ、入管前で抗議行動がおこなわれています★21年に、ナイジェリア、パキスタン、ペルー人4人が、狭い部屋に丸1日以上閉じ込められるなどしています★入管では、まさにやりたい放題のことがおこなわれています。
https://pflkwy.wordpress.com/
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pflkwyさん、おはようございます。いつも有難うございます。
今回の入管庁当局のやり方はまさに暴力団か、ヤクザなみのものです。これが、国際社会の一員としての日本かと思えば、ただただ腹立たしく、世界のみなさんに申し訳けないです。でも、これは日本政府のやり方であって、決して日本国民多数のものではないことです。人を人として扱わないようなこと、まさに世界の恥です。無法国家でしかありません。日本人として、入管で被害にあわれた国の皆さんに心よりお詫びいたします。
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